A.宮崎市の二人以上世帯では、電気・ガス・水道などを合わせた「光熱・水道費」が、2025年平均で月20,627円です。ただし、世帯人数は平均2.69人で、住宅性能やオール電化の有無を区別した数字ではありません。宮崎県「2025年家計調査結果」
新築のZEH水準・オール電化住宅の場合、電気代だけで月平均14,000~21,000円程度を一つの目安にできます。宮崎は夏の冷房に加え、冬の暖房・給湯で使用量が増えやすいため、8月だけでなく1~2月も高くなる傾向があります。
宮崎のオール電化住宅・月別電気代の目安
4人家族・延床30~32坪程度・ZEH水準・エコキュート・IHを使用し、太陽光発電による削減を含めない場合の概算です。
| 月 | 電気代の目安 | 主な増減要因 |
|---|---|---|
| 1月 | 20,000~28,000円 | 暖房・給湯 |
| 2月 | 19,000~27,000円 | 暖房・給湯 |
| 3月 | 15,000~22,000円 | 朝晩の暖房 |
| 4月 | 11,000~17,000円 | 空調使用が少ない |
| 5月 | 9,000~15,000円 | 年間でも安い時期 |
| 6月 | 10,000~16,000円 | 除湿・冷房開始 |
| 7月 | 14,000~21,000円 | 冷房・除湿 |
| 8月 | 17,000~25,000円 | 冷房使用のピーク |
| 9月 | 13,000~20,000円 | 残暑・冷房 |
| 10月 | 10,000~16,000円 | 空調使用が少ない |
| 11月 | 12,000~18,000円 | 暖房・給湯が増える |
| 12月 | 18,000~26,000円 | 暖房・給湯 |
年間では約17万~25万円、月平均では約14,000~21,000円が目安です。別途、水道代として月4,000~7,000円程度を見込むと、光熱・水道費の総額は月平均18,000~28,000円程度になります。
※上記は公的な「宮崎県のオール電化平均」ではなく、住宅性能と一般的な使用状況を想定した試算です。
家族によって大きく変わるポイント
特に次の設備や生活習慣で差が出ます。
- 乾燥機を毎日使用する
- 食洗機を1日2回以上使う
- 家族の入浴時間が分かれている
- エアコンを複数台、長時間運転する
- 在宅勤務で昼間も電気を使う
- 子どもの成長に伴い個室の使用が増える
- エコキュートのお湯切れで昼間に沸き増しする
九州電力のオール電化向けプラン「電化でナイト・セレクト」は夜間単価が低く設定されています。一方、燃料費調整額には上限がなく、将来の料金は変動します。九州電力「オール電化向け料金プラン」
太陽光発電がある家庭や昼間の在宅時間が長い家庭は、昼間の電気を有効に使うプランも比較対象になります。
新築時のシミュレーション方法
契約前に、建築会社へ次の3パターンを依頼すると判断しやすくなります。
- 太陽光発電なし
- 太陽光発電あり・蓄電池なし
- 太陽光発電・蓄電池あり
その際は「年間の電気代」だけでなく、月別購入電力量、売電収入を除いた支払額、設備の交換費まで確認しましょう。ZEHは計算上の年間エネルギー収支を抑える基準であり、電気料金が必ずゼロになるという意味ではありません。
宮崎では夏の日射を遮る軒・庇、断熱性の高い窓、適切なエアコン配置が重要です。2×4工法、ZEH水準の断熱、日射遮蔽を組み合わせることで、冷暖房費を抑えながら家全体の温度差も小さくできます。
結論: 宮崎市の一般世帯の光熱・水道費は月平均約2.1万円です。新築オール電化住宅では、電気代を月平均1.4万~2.1万円、水道代を含めて月1.8万~2.8万円程度で予算化し、夏・冬は月3万円前後になる可能性も見込んでおくと安心です。








