A.一般的な戸建住宅では、24時間換気の電気代は月約100~1,000円、メンテナンス費は年間約3,000~20,000円が目安です。
換気方式、住宅の広さ、設置台数、運転風量、フィルターの種類によって金額は異なります。
デザインハウス宮崎が採用している日本スティーベルのダクトレス換気の場合、メーカーは、約35坪・本体4台・中風量運転で月約450円を電気代の目安として示しています。
換気方式別のランニングコスト
| 換気方式 | 電気代の目安 | メンテナンス費の目安 |
|---|---|---|
| 第三種換気 | 月約100~400円 | 年間約3,000~10,000円 |
| 第一種ダクト式換気 | 月約500~1,500円 | 年間約5,000~20,000円 |
| 第一種ダクトレス換気 | 月約300~800円 | 年間約5,000~20,000円 |
| スティーベルVLR-70・4台の例 | 月約450円 | フィルター種類・枚数による |
※電気料金、運転風量、機器台数によって変わります。
※業者による清掃・修理・部品交換費は含んでいません。
スティーベルの電気代はいくらですか?
日本スティーベルの公表例では、次のようになっています。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 住宅の広さ | 約35坪 |
| 設置台数 | 本体4台 |
| 運転設定 | 中風量 |
| 電気代 | 約450円/月 |
| 年間電気代 | 約5,400円 |
年間電気代は、単純計算すると次のとおりです。
450円×12か月=年間約5,400円
24時間365日運転する設備ですが、換気だけで毎月数千円かかるわけではありません。日本スティーベル「換気システムのよくある質問」
ただし、強運転の時間が長い場合や設置台数が多い住宅では、メーカーの想定額より高くなる場合があります。
メンテナンスには何が必要ですか?
主なメンテナンスは次のとおりです。
- フィルターの清掃
- フィルターの交換
- 熱交換素子の清掃
- 室内パネル・外気フードの点検
- ファンの異音や風量低下の確認
- 経年後のファンや機器本体の交換
スティーベルVLR-70は室内側からフィルターと熱交換素子を取り外せるため、入居者自身でお手入れできます。
フィルター清掃と交換の頻度
メーカーが示す目安は次のとおりです。
| お手入れ内容 | 目安 |
|---|---|
| フィルター清掃 | 約3か月に1回 |
| 清掃お知らせ表示 | 約6か月ごと |
| フィルター交換 | 約1年に1回 |
| 熱交換素子 | 汚れに応じて清掃 |
| 本体の点検 | 異音・風量低下があるとき |
実際の交換時期は、交通量、畑や田んぼ、海岸からの距離、ペット、花粉などの周辺環境によって変わります。
メーカーサイトでは、3か月ごとの清掃と年1回の交換が推奨されています。日本スティーベル「VLR-70」
フィルター交換費用はいくらですか?
フィルターには、標準タイプから花粉・PM2.5・アレル物質などに対応する高性能タイプまであります。
一般的な費用の目安は次のとおりです。
| フィルターの種類 | 費用の目安 |
|---|---|
| 標準フィルター | 1セット数千円程度 |
| 高性能フィルター | 4枚で約6,000~13,000円程度 |
| 4台分の年間交換費 | 約5,000~20,000円程度 |
高性能なアレルスイープF9フィルターなどを複数台に使用すると、標準フィルターより交換費用が高くなります。
価格改定や販売終了、送料もあるため、交換時には日本スティーベルECショップで対応機種と現在価格を確認しましょう。
年間の維持費はいくら見ておけばよいですか?
スティーベルのダクトレス換気を4台設置した住宅では、通常時の目安を次のように考えられます。
| 費用項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 電気代 | 約5,400円 |
| フィルター交換費 | 約5,000~20,000円 |
| 自分で行う清掃 | 0円 |
| 年間合計 | 約1万~3万円程度 |
※交換するフィルターの種類と枚数によって変わります。
※故障修理や本体交換費は含みません。
ダクトレス換気はメンテナンスしやすいですか?
ダクトレス換気のメリットは、大がかりな換気ダクトがなく、各換気ユニットを室内側から直接清掃できることです。
スティーベルVLR-70では、アルミ製の熱交換素子を取り出して水洗いできます。
一方で、複数の部屋に本体があるため、1台ずつフィルターを清掃する必要があります。清掃箇所は分かりやすいものの、設置台数が多ければ作業箇所も増えます。
フィルターを清掃しないとどうなりますか?
フィルターが目詰まりすると、次のような問題が起こりやすくなります。
- 必要な換気量を確保できない
- 室内に湿気やにおいが残る
- ファンへの負担が増える
- 運転音が大きくなる
- 消費電力が増える可能性がある
- 機器の寿命を縮める可能性がある
- 熱交換性能を十分に発揮できない
24時間換気は、電源が入っていれば必ず正常に換気できているとは限りません。フィルター清掃も換気性能の一部と考えましょう。
本体は何年使えますか?
日本スティーベルは、換気システムの寿命について、使用条件によるものの約10年を目安と案内しています。これは無償保証期間ではありません。
また、ダクトレス式のVLRシリーズについては、設置後3年間の製品保証が案内されています。
10年で必ず全台交換するという意味ではありませんが、長期の資金計画では、10年以降にファンやコントローラーなどの修理・交換が発生する可能性を考えておくと安心です。
熱交換換気は電気代の元が取れますか?
熱交換換気は電気を使用しますが、換気によって捨てる冷暖房エネルギーを減らせます。
ただし、次の式だけで単純に判断することはできません。
冷暖房費の削減額-換気設備の電気代=経済効果
実際には、次の価値も含まれます。
- 冬の冷たい給気を和らげる
- 夏の暑く湿った外気負荷を軽減する
- 室内の温度を保ちやすくする
- 給気と排気を計画的に管理する
- ダクトレスによって清掃しやすくする
宮崎では冬の光熱費だけでなく、夏の冷房・除湿負荷まで含めて比較することが大切です。
デザインハウス宮崎の考え方
デザインハウス宮崎では、気密性の高い2×4住宅と相性がよく、メンテナンス箇所が見える日本スティーベルのダクトレス第一種全熱交換換気を採用しています。
換気設備を選ぶ際は、初期費用だけではなく、次の点を確認します。
- 毎月の電気代
- フィルターの価格と入手方法
- 入居者自身で清掃できるか
- 熱交換素子を取り外せるか
- 故障時に1台ごと交換できるか
- 部品供給と保証期間
- 宮崎でのアフターサービス体制
まとめ
- 24時間換気の電気代は月約100~1,000円が一般的な目安
- スティーベルの公表例は、約35坪・4台・中風量で月約450円
- 年間電気代は約5,400円
- フィルターは約3か月ごとに清掃、約1年ごとの交換が目安
- フィルター交換費は年間約5,000~20,000円程度
- 電気代とフィルターを合わせ、年間約1万~3万円程度が目安
- 修理費や将来の本体交換費は別に準備する
- 価格だけでなく、清掃しやすさと部品供給も確認する
結論として、デザインハウス宮崎が採用するスティーベルのダクトレス換気は、年間約1万~3万円程度を維持費の目安として考えます。
長く性能を保つためには、電源を切らず、定期的なフィルター清掃と交換を続けることが重要です。








