結論:新築なら「延岡市の住宅取得補助」がかなり注目です
2026年度は両市で制度の性格がかなり違います。
延岡市は、市外から転入して新築住宅を取得する世帯に対する「住まい取得・定住促進事業補助金」があり、基礎額30万円+子ども加算+市内業者加算20万円、合計上限100万円です。
一方、日向市は一般的な新築住宅取得への一律補助より、移住支援・空き家活用・耐震化・浄化槽・介護住宅改修などが中心です。
① 延岡市「住まい取得・定住促進事業補助金」
2026年4月1日以降に住宅を取得した人には、新しい制度が適用されます。
対象は大きく、
中古住宅を購入する人
または、
延岡市外から転入し、1年以内に新築住宅を購入する世帯
です。
補助額は、
| 内容 | 補助額 |
|---|---|
| 基礎額 | 住宅取得代金の1/10・上限30万円 |
| 18歳以下の子ども | 1人10万円加算 |
| 市内業者で新築 | 20万円加算 |
| 合計上限 | 100万円 |
となっています。
例えば子ども2人なら
市外から延岡市へ移住し、市内業者で新築住宅を取得するケースなら、
基礎額30万円
+子ども2人20万円
+市内業者20万円
=最大70万円
という計算になります。
子どもの人数が増えればさらに加算されますが、基礎額+加算額の合計上限は100万円です。
これは注文住宅を扱う住宅会社にとって、かなり説明しやすい制度です。
② 延岡市在住者が新築するだけでは対象外?
ここは重要です。
2026年度の新制度で新築住宅取得が対象になるのは、延岡市外から転入した世帯です。
一方、中古住宅については市内居住者も対象になり得ます。
ですから、
延岡市在住 → 市内で建て替え
というだけでは、この住宅取得補助を利用できるとは限りません。
ただし、古い木造住宅の建て替えなら、次の耐震関係補助を確認します。
③ 延岡市の古家建て替えは最大38万円
延岡市では、昭和56年5月31日以前に着工した一定の木造住宅について耐震化を支援しています。
2026年度の補助額は、
耐震診断 上限13万円
耐震改修 工事費80%・上限115万円
除却 工事費23%・上限34万5,000円
建て替え 工事費23%・上限38万円
です。
ただし、2026年度の改修・除却・建て替え工事の申込みは、すでに受付終了と延岡市が案内しています。耐震診断等は別の受付期間が設定されています。
ここは現在のブログ記事に載せるなら、「制度はあるが2026年度の建替枠は受付終了」と明記した方が親切です。
日向市はどう?
④ 日向市は移住支援金が最大200万円
2026年度の日向市には、
日向市移住支援金
があります。
東京圏から一定の条件で移住する場合、
単身 60万円
世帯 100万円
18歳未満の子どもを帯同する対象世帯 200万円
です。
さらに東京圏だけでなく、名古屋圏・大阪圏・福岡県などからの移住を対象にした、
「ひなた暮らし実現応援事業補助金」
もあり、
単身30万円
世帯100万円
18歳未満の子どもを帯同する対象世帯200万円
となっています。
ただし、これは新築住宅を建てれば200万円もらえる住宅補助ではありません。
移住元、就業・起業・テレワーク、継続居住などの条件を満たす必要があります。
⑤ 日向市は29歳以下なら30万円のUIJターン支援も
2026年度には、
若者UIJターン補助金
もあります。
東京圏・名古屋圏・大阪圏・福岡県などから日向市へ移住して就業する一定の若者について、
1人30万円
です。
主な対象は転入時に29歳以下の人で、通常の移住支援金の対象者はこの制度の対象外です。
つまり「200万円+30万円」と単純に足す制度ではありません。
⑥ 日向市で空き家を買ってリフォームするなら補助あり
2026年度の日向市では、
空き家利活用促進事業補助金
があります。
県外からの移住者が住む空き家について、
住宅機能向上のための改修
修繕
模様替え
設備改善
家財道具の処分
などを支援します。
2026年度は対象者が絞られており、移住者については原則、
世帯主39歳未満
または、
18歳未満の世帯員がいる世帯
などの条件があります。
また、国・県・市の他制度による補助等を受けている場合は対象外とされています。
⑦ 日向市の耐震改修は最大115万円
日向市の、
ひゅうが住まいの耐震化等支援事業
では、木造住宅の耐震化を支援しています。
2026年度の補助額は、
耐震診断 上限13万円
耐震改修 工事費の4/5・上限115万円
です。
また瓦屋根の耐風化や危険ブロック塀等についても支援制度があります。
ただし、2026年7月7日時点で、危険ブロック塀等の除却・建替え補助は予算到達のため受付終了しています。
そして重要なのが、
2026年度は「省エネ等リフォーム補助」はありません。
日向市が公式に明記しています。
古い情報をブログに残さないよう注意したいところです。
⑧ 日向市は浄化槽補助も確認
日向市では、下水道認可区域や農業集落排水事業計画区域などを除く一定の地域で、
合併処理浄化槽の設置費用の一部補助
があります。
郊外で土地を購入して注文住宅を建てる場合、
土地代だけではなく、上下水道・浄化槽・造成・地盤改良
まで含めて比較することが大切です。
⑨ シニア世帯なら日向市の介護住宅改修も重要
日向市では要介護・要支援認定を受けた一定の人について、介護保険による住宅改修があります。
対象工事費は、
20万円が上限
で、所得等に応じて、
7~9割
が住宅改修費として支給されます。
手すり設置、段差解消、床材変更、引き戸への変更などが対象です。
50代・60代の建て替え相談では、将来こうした改修をしなくても済むように、新築時からバリアフリーを入れておくという提案にもつながります。
延岡市と日向市を比較すると
注文住宅のお客様目線なら、こう整理すると分かりやすいです。
| 制度 | 延岡市 | 日向市 |
|---|---|---|
| 移住者の新築住宅取得 | 最大100万円 | 一律の新築取得補助は確認できず |
| 子ども加算 | 1人10万円 | 移住支援金で子育て世帯増額あり |
| 市内業者新築 | +20万円 | ― |
| 移住支援 | 最大100万円等 | 最大200万円 |
| 若者UIJターン | 別途移住制度あり | 30万円 |
| 耐震診断 | 最大13万円 | 最大13万円 |
| 耐震改修 | 最大115万円 | 最大115万円 |
| 古家の建て替え | 最大38万円※2026年度受付終了 | 個別制度確認 |
| 空き家活用 | あり | 改修・家財処分等あり |
| 浄化槽 | あり | あり |
この比較から見ると、
「市外から移住して注文住宅を新築」なら延岡市
は住宅取得補助が非常に分かりやすい。
一方、
「都市圏から日向市へ移住」なら日向市
は最大200万円の移住支援が大きなポイントになります。
デザインハウス宮崎なら「延岡・日向専用の補助金診断」が作れます
これは営業ツールとして面白いと思います。
お客様に最初に、
現在の住所
建築予定地
新築・建て替え・中古+リフォーム
夫婦の年齢
18歳以下の子どもの人数
既存住宅の築年数
浄化槽の有無
を聞きます。
すると、
「延岡市なら住宅取得補助70万円の可能性」
「日向市なら移住支援200万円の可能性」
「築50年なら耐震・建て替え制度も確認」
というように、お客様ごとの補助金候補額を初回相談で見せられます。
さらに御社の場合は、そこから補助金を差し引いた建築費→住宅ローン→建築後現金残高→90歳までの資金シミュレーションにつなげられるので、単なる「補助金一覧」よりずっと価値が出ます。








