結論:宮崎市で35坪なら、建物本体2,300万~3,500万円前後を予算の目安に
宮崎市内で延床面積35坪(約116㎡)の注文住宅を建てる場合、住宅性能や設備によってかなり差がありますが、建物本体で2,300万~3,500万円前後をまず予算の目安として考えると分かりやすいでしょう。
2026年8月時点の住宅情報では、宮崎市で施工可能な注文住宅について、35坪想定で本体価格1,939万円~、坪単価58万~100.3万円/坪という参考レンジが掲載されています。
ただし、これは土地・外構・諸費用まで全部含んだ価格ではありません。
35坪を坪単価別に計算すると?
| 坪単価 | 35坪の建物価格 |
|---|---|
| 60万円 | 2,100万円 |
| 70万円 | 2,450万円 |
| 80万円 | 2,800万円 |
| 90万円 | 3,150万円 |
| 100万円 | 3,500万円 |
例えば坪80万円なら、
35坪 × 80万円=2,800万円
です。
宮崎県全体でも、35坪想定の掲載坪単価は61.1万~104.3万円/坪となっており、住宅会社や仕様による価格差がかなり大きいことが分かります。
実際には「建物本体+500万~800万円程度」も想定しておく
家づくりでは、本体工事以外にも費用がかかります。
例えばモデルケースとして、
建物本体 2,800万円
付帯工事 300万円
外構工事 200万円
諸費用 250万円
とすると、
土地を持っている場合:約3,550万円
です。
さらに土地を1,000万円で購入するなら、
土地+建物等:約4,550万円
となります。
これはあくまで説明用のモデルケースですが、「35坪2,800万円だから、2,800万円で家づくりが全部終わる」わけではないことが重要です。
35坪ならどんな間取りができる?
35坪は約116㎡あります。
4人家族なら、かなり使いやすいサイズです。
例えば、
- 18~20帖程度のLDK
- 主寝室
- 子ども部屋×2
- ファミリークローゼット
- パントリー
- ランドリールーム
- 玄関収納
などを組み合わせた3LDK~4LDKも十分検討できます。
ただし、「35坪あるから全部入れよう」とすると、意外と家は窮屈になります。
大切なのは坪数ではなく、必要な場所に必要な面積を配分することです。
30坪と35坪では、いくら違う?
これは家づくりを考えるうえで、とても大事なポイントです。
仮に坪80万円なら、
30坪=2,400万円
35坪=2,800万円
なので、
差額は約400万円
です。
住宅ローン金利や返済期間によって異なりますが、400万円増えれば毎月の返済額も当然増えます。
「あと5坪あったら便利そうだから」と面積を増やす前に、
その5坪に本当に400万円前後の価値があるか?
と考えてみることをおすすめします。
宮崎では35坪を「大きくする」より性能に予算を使う選択も
宮崎の家づくりでは、
- 夏の強い日射
- 高温多湿
- 台風
- 冬の室内の寒さ
- シロアリ
への対策も重要です。
そのため、35坪から40坪へ大きくするより、その予算を
断熱・気密・窓・耐震・台風対策・太陽光発電
などへ配分する考え方もあります。
見た目や設備は将来交換できますが、断熱・気密・構造などは完成後に大きく変更するのが難しい部分です。
35坪の平屋なら同じ価格?
必ずしも同じではありません。
35坪の平屋は、35坪すべてに基礎と屋根が必要です。
一方、35坪の2階建てなら、例えば1階20坪+2階15坪という構成にできます。
そのため同じ延床35坪なら、一般的には平屋の方が坪単価が高くなる場合があります。
また宮崎市で35坪の平屋を建てる場合は、建物だけでなく駐車場2~3台分を考えると、ある程度の土地面積も必要になります。
宮崎市では土地代が家づくり総額を左右する
同じ35坪の家でも、
土地700万円+建物等3,500万円
なら総額4,200万円。
一方、
土地1,500万円+建物等3,500万円
なら総額5,000万円です。
建物はまったく同じなのに、土地だけで800万円違います。
だからこそ宮崎市で家を建てる場合は、
「土地を先に買って、残った予算で家を建てる」
のではなく、
「総予算→建物予算→土地予算」
という順番で考えることをおすすめします。
坪単価58万円の会社と90万円の会社、どちらがお得?
数字だけでは判断できません。
坪単価58万円でも、
- 給排水
- 照明
- エアコン
- カーテン
- 設計
- 申請
- 付帯工事
などが別途なら、最終価格は上がります。
逆に坪単価が高く見えても、標準仕様に多くのものが含まれている場合があります。
そのため住宅会社を比較するときは、
「35坪で、実際に住める状態まで完成すると総額はいくらですか?」
と聞く方が分かりやすいでしょう。
デザインハウス宮崎からのアドバイス
35坪は、宮崎で4人家族が暮らす住宅として、かなり計画しやすい大きさです。
ただ、私たちは最初から「35坪の家を建てましょう」とは考えません。
まず、
「ご家族に本当に35坪必要ですか?」
から考えます。
32坪で希望する暮らしが実現できれば、坪80万円なら単純計算で約240万円違います。
その240万円を、
- 住宅ローンから減らす
- 断熱性能を上げる
- 窓性能を上げる
- 太陽光発電に使う
- 将来の生活資金として残す
こともできます。
「予算いっぱいまで大きな家を建てる」のではなく、「必要な広さを必要な性能で建てる」。
これが、これからの宮崎の家づくりではとても大切だと私たちは考えています。
よくある質問
Q. 宮崎市で35坪・2,500万円の家は建てられますか?
住宅会社や仕様によっては可能です。2026年8月時点の掲載相場では35坪で本体価格1,939万円~という商品もあります。ただし、土地、外構、付帯工事、諸費用は別途必要になる場合があります。
Q. 35坪なら4LDKにできますか?
十分検討できます。ただし部屋数だけを増やすのではなく、収納や家事動線とのバランスが重要です。
Q. 35坪の平屋と2階建てはどちらが安いですか?
同じ延床面積なら、基礎と屋根面積が大きくなる平屋の方が坪単価は高くなる傾向があります。ただし間取りや仕様によって異なります。
Q. 土地込み4,000万円で35坪の家は建てられますか?
土地価格と建物仕様次第です。例えば土地700万円なら建物・外構・諸費用へ3,300万円使えますが、土地1,500万円なら残りは2,500万円です。土地を購入する前に総額の資金計画を作ることが重要です。








