枠組み壁工法(2×6工法)

枠組み壁工法(ツーバイシックス工法)

2×6工法は、一般的な軸組工法ではなく、床・壁・天井を面で囲んだ「モノコック構造」で、6面が組み合わさって作られている工法になります。
ツーバイシックス(2×6)工法は、木造住宅の「枠組壁工法」のひとつです。
2インチ×6インチ(38mm×140mm)サイズの規格角材を軸に、頑強な「六面体構造」で建物を支えます。
枠組壁工法は、3ステップで「六面体構造」をつくります。

「枠組」に構造用面材を接合し、剛性の高い版「ダイヤフラム」を構成する

「ダイヤフラム」を床、壁、天井に組み、頑強な「六面体構造」を形成する枠組軸工法は、この六面体構造の部屋を組み立てた木造住宅建築です。
六面体構造が地震などの外力を1点に集中させず、家全体にバランスよく分散させ、建物の変形や崩壊を防ぎます。
枠組軸工法の特徴は、建築基準法の「仕様規定」などで厳しく精緻な基準が設定されているため、均一で高品質な耐震性能を実現できることです。
さらに、耐火性、耐久性、省エネ性など、さまざまな性能に優れています。

枠組み壁工法のメリット

  • 1面をつなぎ合わせるので気密性が高まり断熱性も向上し冷暖房費の削減になる
  • 2同一規格の部材でシステム化され工期が短くなり、つなぎ融資の利息も少なくなる
  • 3システム化による安定的な工事となり職人によるバラつきがなく高品質となる

デザインハウスでは従来の2×4よりさらに堅牢な2×6を、 全棟に標準採用しています。

 

  • 4工法による区別でT構造となり火災保険料が安くなる

耐火性

デザインハウスでは全棟省令準耐火構造の家づくりです。

まず準耐火構造ですが、壁・柱・床などの主要構造部が一定の耐火性を有し、かつ延焼の恐れのある窓やドアなどの開口部に防火戸などの火災を遮る設備を備えた構造のことです。

国土交通省が定めた構造方法を用いた建物、または認定を受けた建物が該当します。

そして省令準耐火構造は、準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造です。準ずるということなので、定めている組織が違うだけで、内容はほぼ同じものとなります。こちらの基準は住宅金融支援機構が定めているものです。

省令準耐火の特徴3つ

近隣の住宅火災が起こった際に、もらい火をしない「外部からの延焼防止」という特徴です。近隣からのもらい火を防ぐためには、外壁や軒裏、屋根などに耐火性の高い構造が求められます。

火災が発生したことを想定し、一定時間は部屋の中から火が出ないよう「各室防火」が求められているのが特徴です。火災の拡大を防ぐためには、火の発生源を最小限に食い止める必要があります。そのため室内の天井や壁は火に強い石膏ボードを用いて防火し、各部屋を区画することで、火が他の部屋に移りにくくなります。

部屋から火が出た場合でも、延焼を抑えるために「他室への延焼遅延」出来るよう対策を取れるようにしておくという特徴です。
建物内が火災の発生源である場合は、建物の内部の壁や天井裏を通じてほかの部屋に延焼していきます。
火の通り道がなければ、他室への延焼を防げるため、壁や天井の内部に木材や断熱材のファイヤーストップ材が設けられていることが多いでしょう。
他室への延焼を防ぐことは、火災を拡大させないためには重要であるため、省令準耐火構造の場合に要求される特徴です。

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