A.いいえ。太陽光発電を多く載せるだけでは、正式なZEH住宅にはなりません。
ZEHには「断熱」「省エネ」「創エネ」のすべてに基準があります。
ZEH住宅の3つの条件
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 断熱 | 地域ごとに定められた強化外皮基準を満たす |
| 省エネ | 太陽光を除いて一次エネルギー消費量を20%以上削減 |
| 創エネ | 太陽光などを含めて年間の一次エネルギー消費量を100%以上削減 |
宮崎県の多くが該当する省エネ地域区分7では、ZEHの外皮基準として、原則UA値0.60以下が求められます。さらに、冷房期の日射取得を示すηAC値の基準にも適合する必要があります。
太陽光で断熱不足を埋めることはできません
例えば、断熱性能が低く、夏に暑く冬に寒い住宅へ大容量の太陽光発電を設置しても、ZEHの断熱基準を満たさなければ正式なZEHにはなりません。
太陽光発電は電気をつくりますが、次の問題を直接改善するものではないからです。
- 室内の暑さ・寒さ
- 窓際の冷気や熱気
- 部屋ごとの温度差
- 冷暖房効率
- 結露の発生
- 停電時の室温維持
発電量が多いことと、住宅そのものが快適であることは別の問題です。
宮崎では断熱だけでなく日射対策も重要です
宮崎は冬の寒さ対策に加え、夏の強い日差しを室内へ入れない設計が重要です。
- 断熱等級5以上、できれば等級6を検討する
- Low-Eガラスなど性能の高い窓を使う
- 西側の窓を小さくする
- 深い軒や庇、外付けシェードを採用する
- 気密性能と換気計画を確認する
- そのうえで適切な容量の太陽光を載せる
UA値だけが良くても、窓から強い日差しが入れば夏の冷房負荷は大きくなります。
デザインハウス宮崎の考え方
デザインハウス宮崎では、太陽光発電だけに頼るのではなく、先に住宅本体の性能を整えることを大切にしています。
高性能グラスウール「アクリアα」、第一種換気、性能の高い窓、深い軒などで消費エネルギーを減らし、そのうえで太陽光発電によって必要なエネルギーを補います。
結論:ZEH住宅は「たくさん発電する家」ではなく、「住宅性能でエネルギー消費を減らし、残りを太陽光で補う家」です。
太陽光の容量だけでなく、UA値、断熱等級、一次エネルギー消費量、日射対策まで確認しましょう。







