「この金額なら建てられます!」
そう言われて住宅会社と契約したのに、打ち合わせを進めるたびに、
「これはオプションです」
「こちらは見積もりに入っていません」
「仕様変更で+50万円です」
「追加工事で+100万円になります」
そして気づけば、
最初に考えていた住宅予算を大幅にオーバー……。
そんな家づくりは避けたいですよね。
もちろん、お客様自身が設備や仕様をグレードアップすれば、契約後に金額が増えるのは当然です。
問題なのは、
「普通に住むために必要なものまで最初の見積もりに十分入っておらず、契約してから次々と追加されるケース」
です。
住宅会社を比較するとき、本当に見るべきなのは最初に提示された価格の安さではありません。
「この見積金額で、自分たちが希望する家がどこまで完成するのか?」
ここまで確認してから契約することが大切です。
【結論】契約後に金額が上がりやすい見積もりには共通点があります
注意したいのは、次のようなケースです。
① 契約時点で間取りが十分決まっていない
② 標準仕様が曖昧
③ 「一式」という項目が多い
④ 付帯工事や諸費用が十分入っていない
⑤ オプションになる設備が分かりにくい
⑥ 外構などが未確定
⑦ 「契約してから決めましょう」が多い
もちろん、これらがあるだけで悪い住宅会社というわけではありません。
土地の状況や打ち合わせ内容によって、契約後にしか確定できない費用もあります。
大切なのは、
「未確定の費用があることを、契約前にきちんと説明されているか」
です。
共通点① 契約時点で間取りが十分決まっていない
契約後に金額が大きく変わる原因の一つが、間取りの変更です。
契約時には、
「30坪くらいの3LDK」
だったのに、打ち合わせを進めると、
「LDKをもう少し広くしたい」
「ファミリークローゼットが欲しい」
「ランドリールームも欲しい」
「収納も増やしたい」
となり、建物面積が増えていく。
当然、金額も上がります。
そのため契約前に、
希望する部屋数・広さ・収納・家事動線など、大きな間取り条件をできるだけ整理しておくこと
が重要です。
共通点② 「標準仕様」が分かりにくい
住宅会社から、
「キッチン標準」
「お風呂標準」
「食洗機付き」
と言われても、それだけでは十分ではありません。
確認したいのは、
「どの商品・どのグレードまでが標準なのか?」
です。
例えばショールームへ行って気に入ったキッチンを選んだら、
「その扉カラーはオプションです」
「その食洗機は追加です」
「その水栓も追加です」
となれば、少しずつ金額が増えていきます。
水まわりだけでなく、
窓、床、建具、外壁、屋根、照明なども同じです。
契約前にはできれば、標準仕様書を確認しましょう。
共通点③ 見積書に「一式」が多すぎる
「○○工事 一式」
という表記自体が悪いわけではありません。
工事内容によっては、一式表示が適しているものもあります。
ただ、
何が含まれているのか分からない「一式」が大量にある見積書
は注意して確認した方がいいでしょう。
例えば、
付帯工事 一式 150万円
だけでは、
何が入っている?
水道は?
電気は?
ガスは?
屋外給排水は?
といったことが分かりません。
分からない項目は契約前に、
「この一式の中身を教えてください」
と確認しましょう。
共通点④ 付帯工事が十分に入っていない
住宅は建物本体だけでは完成しません。
土地の条件によって、
- 屋外給排水工事
- 水道引込
- 電気引込
- ガス関連工事
- 地盤関係
- 造成
- 土留め
- 残土処分
などが必要になることがあります。
最初の見積もりが安く見えても、こうした費用が別なら、最終的な総額は大きく変わる可能性があります。
だから、
「建物はいくらですか?」ではなく、「この土地にこの家を建てて、住める状態になるまでいくらですか?」
と聞いてみてください。
共通点⑤ オプションになるものが契約前に分からない
契約後の打ち合わせは楽しいものです。
ショールームへ行けば、
「これもいい!」
「こっちも便利!」
となります。
ただ、問題なのは、
標準仕様を十分知らないままショールームへ行くこと。
気に入ったものを選んでから、
「+20万円」
「+30万円」
と分かると、なかなか元に戻しにくくなります。
契約前に、
「標準仕様で建てた場合、実際にどんな家になりますか?」
と確認しておくことをおすすめします。
共通点⑥ 外構費が入っていない・少なすぎる
意外と予算オーバーの原因になりやすいのが外構です。
建物が完成しても、
駐車場。
アプローチ。
フェンス。
門柱。
庭。
カーポート。
などを整えるには費用が必要です。
特に宮崎では車を複数台所有するご家庭も多いため、駐車スペースをどう仕上げるかによって外構費が変わります。
「外構はあとで考えましょう」ではなく、建物と一緒に最初から予算枠を確保することが大切です。
共通点⑦ 「とりあえず契約してから決めましょう」が多い
家づくりでは、契約後に決める項目も当然あります。
しかし、
間取りも未確定。
設備も未確定。
外壁も未確定。
窓も未確定。
外構も未確定。
付帯工事も概算。
という状態では、契約時の金額と最終金額に差が出やすくなります。
だから契約前には、
「まだ決まっていないものは何ですか?」
と聞いてみてください。
さらに、
「その未確定部分で、今後どの程度金額が変わる可能性がありますか?」
まで確認すると安心です。
契約後に金額が上がっても「おかしくないケース」もあります
ここは誤解してほしくないポイントです。
契約後に金額が上がったからといって、すべて住宅会社側に問題があるわけではありません。
例えば、
契約後に建物を大きくした
キッチンをグレードアップした
太陽光発電を追加した
カーポートを追加した
など、お客様の希望による変更なら当然費用は増えます。
また、解体後や地盤調査後など、事前には完全に把握できない条件が判明することもあります。
問題なのは、
「最初から想定できた費用なのに、契約時には十分説明されていなかった」
というケースです。
契約前に必ず聞いてほしい「7つの質問」
住宅会社と契約する前に、ぜひ次の質問をしてみてください。
① この見積もり以外に必要になる可能性がある費用は何ですか?
② 標準仕様書を見せてもらえますか?
③ この設備・窓・床・外壁はどこまで標準ですか?
④ 付帯工事はどこまで含まれていますか?
⑤ 外構費はいくら見込んでいますか?
⑥ 未確定の金額はどれですか?
そして、特におすすめしたいのが、
⑦「今後、私たちが仕様変更をしなかった場合でも、この金額から増える可能性はありますか?」
という質問です。
この答えを聞くと、見積もりの確度がかなり分かりやすくなります。
住宅会社を「最初の価格」だけで比較しない
例えば、
A社 2,300万円
B社 2,600万円
だったとします。
一見するとA社が300万円安く見えます。
しかしA社では契約後、
付帯工事+100万円。
設備変更+80万円。
外構+150万円。
となれば、最終的な金額は逆転する可能性があります。
これは説明のための一例ですが、住宅会社を比較するときは、
「最初はいくら?」より「最後はいくらになりそう?」
を見ることが重要です。
デザインハウス宮崎が「コミコミ価格」を大切にする理由
デザインハウス宮崎では、
「結局いくらかかるのか分からない」
という家づくりの不安をできるだけ減らすため、必要な費用を分かりやすくまとめたコミコミ価格でのご提案を大切にしています。
標準仕様では、
2×4工法
ZEH仕様
耐震等級3
を基本とし、水まわり設備もPanasonic・TOTO・LIXILなどから比較的グレードの高い商品をご用意しています。
さらに、
地盤調査
敷地内水道
電気・ガス引込
などもコミコミ価格に含めています。
もちろん、土地条件による追加工事や、お客様が選ばれたオプションなどによって費用が変わる場合はあります。
だからこそ大切にしているのが、
「何が入っているのか」
「何が入っていないのか」
「何を選ぶと追加になるのか」
をできるだけ分かりやすくすることです。
住宅ローンも「最終金額」で考える
契約後の予算アップが怖いもう一つの理由があります。
それは住宅ローンです。
当初3,000万円の計画だったのに、
3,100万円。
3,200万円。
3,300万円。
と増えていけば、当然その後の返済にも影響します。
家づくりで考えるべきなのは、
「追加の100万円を払えるか?」
だけではありません。
その100万円を住宅ローンで借りた場合、
これから何十年返していくことになるのか
まで考える必要があります。
特に子育て世帯なら教育費。
50代・60代なら老後資金。
住宅予算だけを独立して考えないことが大切です。
まとめ|契約前に「この金額で住めますか?」と聞いてください
住宅会社から見積もりをもらったとき、
「安い!」
だけで判断しないでください。
一番確認してほしいのは、
「この見積もりで、私たちが希望する家が実際に完成しますか?」
ということです。
そして、
標準仕様はどこまで?
別途工事は何?
オプションは何?
外構は入っている?
未確定費用は何?
まで確認する。
家づくりで本当に比較すべきなのは、契約時の安さではなく最終的な総額です。
契約してから、
「こんなに上がると思わなかった……」
とならないために、
契約する前に、できるだけ総額を見える化する。
これが後悔しない家づくりの大切なポイントです。
デザインハウス宮崎では、建物価格だけでなく、土地・付帯工事・外構・住宅ローンなども含めて資金計画をご相談いただけます。
他社のお見積もりを見て、
「この金額以外に何が必要なの?」
と分からなくなった場合も、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q.契約後に住宅価格が上がるのは普通ですか?
仕様変更やオプション追加など、お客様の希望によって金額が増えることはあります。また、事前に確定できない工事もあります。重要なのは、契約前に未確定項目と追加費用の可能性について説明を受けているかどうかです。
Q.契約前に何を決めておけばいい?
大きな間取り、住宅性能、標準設備、窓、外壁、付帯工事、外構予算などをできるだけ確認しておくと、契約後の大幅な予算変更を防ぎやすくなります。
Q.住宅会社の見積もりは何を比較すればいい?
本体価格だけではなく、標準仕様、付帯工事、設備、住宅性能、諸費用、外構などを含めた総額で比較することが重要です。
Q.見積もりが安すぎる場合は注意した方がいい?
安いこと自体が問題ではありません。ただし他社より大幅に安い場合は、工事範囲や標準仕様、別途費用、未確定項目を確認して、同じ条件で比較することをおすすめします。









