こんにちは！デザインハウス宮崎の町田です。
本日の質問は、恒久町にお住まいのアヤさんからのご質問
家を建てたいと思っていますが、小さい頃からの憧れで
ぜひ、ロフトのある家にしたいと思っていますが、実際どうなんでしょうか？
メリット、デメリットを教えてください！ とのこと・・・
ロフトのある家のメリット・デメリットについて
今日はお話ししたいと思います。
・ロフトとは？
上の写真のようにロフトとは、家の屋根裏を利用した小部屋の事で
小屋裏と言うデットスペースを有効活用するために出来た部屋で
天井は1.4M以下・面積はロフト部分直下階の1/2まで・自治体の制限もアリ
日本の建築基準法では高さ1.4m以下のロフトであれば、階数に算入しなくても
いいことになっているので、ロフトでとれる天井の高さは最高で、1,4mになります
ロフトの使い方としては物置に使用する事が多く、部屋にロフトを設けた場合
寝室代わりに使うケースもあります。
・ロフトのメリット
・デットスペースを有効活用
余っている空間を有効活用できるので、家をより広く使う事が
できるのが、１番のメリットです。
実際の床面積に加えてプラスαのスペースがあると言うのは嬉しいおまけ！
特にコンパクトな敷地で家を広げたくても広げられない時ロフトは重宝です。
・アイディア次第で使い方が広がる
先ほども述べましたが、ロフトは収納に使われえるケースが多いです。
他には、洋室にロフトを寝室にしたり、ご主人の書斎、趣味の部屋
などにしてもいいですね！
・部屋が広く見える
部屋の中にロフトを作った場合、部屋とロフトが一体になり、部屋が広く
見えるようになります。
・ロフトのデメリット
・ロフトは熱が篭りやすい
ロフトは小屋裏という一番屋根に近い場所に作るケースが多く
屋根に近い分だけ熱が篭りやすくなってしまいます。
なので、ロフトを作るなら、屋根の断熱材を厚くするか
断熱性能の高い会社で建築するようにしましょう。
・天井がかなり低いロフトもある。
ロフトは、最高で、1.4mの天井高であり、中には1.4m
の天井高が取れないロフトもあります。
なので、建築設計段階で、必ず確認するようにしましょう。
・コストがかかる
おまけの部屋と言われても意外と建築費用がかかります。
実際ロフト希望のお客様で、実際に採用された方は半分くらいです
ロフトに予算をかけるよりも、他の部分にかけた方が良という
結論の方も多くいらっしゃいます。なぜか？と言うと
子供部屋にロフトを作って寝室代わりにと考えていても、実際には
梯子に登るとかなり高さがあり、危険で、子供も怖がります。
物置にしても、重いものをロフトに置くのにかなり手こずり危険です。
このようにロフトを作るのは、２階リビングで、リビング空間を広く見せたい
などのようなロフトがあるからこそ活きてくる空間作りでなければ、価格に
合わないものになりがちです。
以上のことを踏まえて ロフトのある家つくりをするか？しないか？
よく設計段階で、ご相談されてください。
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