こんにちは、今週は都城市にお住まいのちゅんたさんからの
ご質問。新築を考えていますが、天井って高い方がいいんですか?
そうですね、住宅を新築する場合、間取りにこだわる方は多いけど
天井の高さは業者任せにしてる人多いですよね!
しかし、天井は高さによって室内が広く見えたり、狭く感じたり
する重要な部分でもあります。
完成してから、あれ?思った感じと違う!と後悔する方も・・・
天井を高くするメリット
1、高級感と開放感がある
天井が高いと、開放感が出て、ゆったりとした気分になれます。
ホテルや豪邸を想像してみてください。
シャンデリアなどの照明も天井が高いからよく映えるし
丈のある家具も置けて、高級感のある住宅になります。
人の集まる、リビングの天井が高いと、人が密集しても
狭苦しい印象になりません。
2、採光を取り入れやすい
天井が高いほど、高い位置に窓を付ける事ができるので
光が室内に入りやすくなり、部屋が明るくなります。
3、スキップフロアなど作りやすくなる。
このような間取りも天井が高いと、縦の空間も自由に使う事ができます。
デメリットについて考える
1、建築コストがかかる。
天井が高い家は、その分縦のスペースが増えるため、建材や
壁紙などの資材にコストが多くかかります。
窓に関しても、大きな窓を付けると、性能の良い窓を
使わないと、熱が逃げるので、ここでもコストがかかります
2、冷暖房の効率が悪くなる。
天井が高いと、冷房、暖房が効くのに時間がかかり
光熱費もより多くかかります。
対策として、天井にファンを付けたり、サーキュレーター
をかけて、空気の対流を促して効率をよくするなどの工夫が
必要ですが、いずれにしてもコストがかかります。
3、メンテナンスに手間がかかる
天井の高い家は、高い位置に照明やファンが付いているため
その分掃除に時間がかかり、高所につき、危険です。
ちなみに現在のハウスメーカーのほとんどが、2,4mです。
一般的に2,5m以上の天井高があれば天井の高い家と思われるようです。
天井を高くしなくても、開放感を出す方法もたくさんあります。
建築する時は、ご自分の思いをまとめて、ビルダーさんに
相談するようにしましょう。
そして理想に近いマイホームを建てましょう。