「平屋を建てるなら、30坪くらい必要ですよね?」
そんなご相談をいただくことがあります。
でも、夫婦2人のこれからの暮らしに、本当に30坪の家が必要でしょうか?
今回は、約50坪の土地に約20坪のコンパクトな平屋を計画した事例をご紹介します。
駐車スペースは2台分を確保。
建物を必要以上に大きくするのではなく、
「これからの2人の暮らしに、本当に必要な広さはどのくらい?」
から考えた住まいです。
【結論】50坪の土地でも20坪の平屋+駐車2台を計画できるケースがあります
「平屋=広い土地が必要」
というイメージをお持ちの方も多いと思います。
確かに30坪、35坪と建物が大きくなれば、それだけ広い土地が必要になります。
しかし今回のように建物を約20坪にコンパクトにまとめれば、約50坪の土地でも、
平屋+駐車スペース2台
を計画できるケースがあります。
もちろん、同じ50坪でも土地の形状、建ぺい率、接道状況、法的規制などによって建築できる建物は変わります。
大切なのは、
「50坪だから平屋は無理」と土地面積だけで判断しないことです。
夫婦2人なら「30坪」という固定観念を一度外してみる
子育て中は、
子ども部屋。
大きなLDK。
たくさんの収納。
複数の個室。
などが必要だったかもしれません。
しかし、子どもが独立した後の夫婦2人ならどうでしょう?
これから20年、30年暮らす家に、
本当に今までと同じ大きさが必要なのか?
一度考えてみる価値があります。
例えば20坪は約66㎡です。
限られた面積ですが、廊下を減らし、必要な場所に必要な収納を設け、LDKと各部屋のつながりを工夫すれば、夫婦2人に必要な生活空間を効率よくまとめられる可能性があります。
20坪の平屋を暮らしやすくするポイント
コンパクトな家は、単純に部屋を小さくすればいいわけではありません。
重要なのは、無駄な面積を減らすことです。
例えば、
廊下をできるだけ少なくする。
LDKを家の中心にする。
キッチン・洗面・ランドリーを近づける。
収納は大きさより「使う場所」に配置する。
こうした工夫によって、床面積を抑えながら暮らしやすい間取りを考えます。
「20坪しかない」ではなく、
「20坪をどう使い切るか」
が設計のポイントです。
大きなLDKより「ちょうどいいLDK」
家づくりでは、
「LDKは20帖以上欲しい」
と考える方もいらっしゃいます。
でも、夫婦2人の生活なら必ずしも大きなLDKが必要とは限りません。
LDKを大きくしたために、
寝室が狭くなる。
収納が不足する。
建築面積が増える。
住宅価格も上がる。
ということもあります。
大切なのは帖数ではなく、家具を置いたときにどう暮らせるかです。
ダイニングテーブル、ソファ、テレビなど、実際に置く家具から逆算して必要な広さを考えると、無駄を減らしやすくなります。
駐車スペース2台を最初から計画
宮崎で平屋を計画するときに、忘れてはいけないのが駐車スペースです。
夫婦それぞれ車を使うなら、2台分が必要になります。
そのため今回のような計画では、建物だけを敷地に当てはめるのではなく、
平屋+駐車2台+玄関アプローチ
を最初からセットで考えることが重要です。
「家は建ったけれど車が停めにくい」
では、毎日の生活が不便になってしまいます。
コンパクトな平屋には「家事がラク」というメリットも
家が小さくなると、単に建築面積を抑えられるだけではありません。
生活動線をコンパクトにまとめやすくなります。
例えば、
キッチンから洗面所までが近い。
洗濯物を運ぶ距離が短い。
掃除する床面積が少ない。
階段がない。
毎日10歩、20歩の違いでも、それが10年、20年続けば大きな違いになります。
特に50代・60代からの家づくりでは、
「広い家」より「動かなくていい家」
という考え方も大切です。
家を小さくすると建築費も安くなる?
建物面積を小さくすれば、一般的には使用する材料や施工面積を抑えられる部分があります。
ただし、
30坪から20坪にしたら、価格も3分の2になる
という単純な計算にはなりません。
キッチン、浴室、トイレ、給湯器などは、家を小さくしても必要だからです。
また平屋は、同じ延床面積の2階建てと比べて基礎や屋根の面積が大きくなる場合があります。
そのため重要なのは坪単価ではなく、
「自分たちに必要な家を、総額いくらで建てられるか?」
で考えることです。
50代・60代の建て替えに20坪前後の平屋という選択
50代・60代で建て替えを考えている方には、特に「家を小さくする」という選択肢を知っていただきたいと思います。
例えば今、
築40年の35坪・40坪の家に夫婦2人で暮らしている。
2階にはほとんど上がらない。
子ども部屋は物置になっている。
掃除するのが大変。
そんな状態なら、
同じ大きさの家に建て替える必要はないかもしれません。
これから必要な部屋だけを残して、20坪前後の平屋へ。
これは単なる「小さな家」ではなく、
これからの人生に合わせて住まいをサイズダウンする
という考え方です。
家が小さくなれば将来の負担も考えやすい
50代・60代の建て替えでは、建築時の価格だけを見るのではなく、老後の住居費まで考えることが大切です。
住宅は完成後も、
光熱費。
固定資産税。
火災・地震保険。
外壁や屋根などのメンテナンス。
設備交換。
といった費用がかかります。
家を必要以上に大きくしないことで、こうした将来負担を抑えられる可能性もあります。
だから私たちは、
「いくらまで建てられますか?」の前に、「これから何坪必要ですか?」
を一緒に考えることを大切にしています。
「小さい家」ではなく「ちょうどいい家」
20坪という数字だけを見ると、
「狭くない?」
と思われるかもしれません。
でも、大切なのは坪数ではありません。
そこに暮らす人に必要な空間があるかどうか。
夫婦2人なら、
使わない部屋をつくらない。
長い廊下をつくらない。
必要以上に大きなLDKをつくらない。
収納を適切な場所に設ける。
こうした設計によって、面積以上に使いやすい住まいを目指すことができます。
大きい家=豊かな暮らし
とは限りません。
これからは、
「自分たちにちょうどいい家=豊かな暮らし」
という考え方もあっていいと思います。
デザインハウス宮崎なら「この土地に20坪の平屋は入る?」から相談できます
「50坪の土地だけど平屋を建てたい」
「駐車場は2台欲しい」
「夫婦2人だから家を小さくしたい」
「実家を建て替えてコンパクトな平屋にしたい」
そんな段階からご相談いただけます。
土地の広さだけではなく、
土地形状+建物+駐車場+外構+間取り+資金計画
まで一緒に考えます。
特に50代・60代の建て替えでは、住宅ローンだけではなく、建築後に老後資金をいくら残せるのかまで考えた資金計画をご提案しています。
まとめ|夫婦2人なら「30坪必要」という常識を一度疑ってみる
今回ご紹介したのは、
約50坪の土地に、約20坪の平屋+駐車スペース2台
を計画した事例です。
家づくりで大切なのは、
「一般的に何坪必要か?」ではありません。
「私たちには何坪必要なのか?」
です。
30坪必要なご家族もいれば、25坪で十分なご家族もいる。
そして、夫婦2人なら20坪前後がちょうどいいケースもあります。
これから家を建てるなら、
大きな家を建てることより、使わない場所をつくらないこと。
これも一つの家づくりの考え方です。
「この土地に20坪の平屋は建つ?」
「夫婦2人なら何坪あれば十分?」
「駐車場2台も確保できる?」
そんな疑問がありましたら、デザインハウス宮崎へお気軽にご相談ください。
これからの暮らしに、本当に必要な「ちょうどいい家」を一緒に考えてみませんか?
よくある質問
Q.50坪の土地に20坪の平屋は建てられますか?
建てられるケースがあります。ただし同じ50坪でも、建ぺい率、土地形状、接道、法的規制などによって条件は異なります。実際の敷地で配置計画を行って確認することが重要です。
Q.20坪の平屋は夫婦2人には狭いですか?
必要な部屋数や暮らし方によります。廊下を減らし、収納や家事動線を効率的に計画することで、20坪前後でも夫婦2人が暮らしやすい住宅を計画できる場合があります。
Q.20坪なら2LDKと3LDK、どちらがおすすめ?
夫婦2人なら2LDK+収納という考え方もあります。個室が必要ならコンパクトな3LDKも検討できますが、部屋数を増やすほど各空間が小さくなるため、「本当に必要な部屋か」を考えることが大切です。
Q.50代・60代の建て替えで平屋がおすすめなのはなぜ?
階段のないワンフロアで生活でき、家事・生活動線をコンパクトにまとめやすい点がメリットです。ただし土地条件や建築費などもあるため、2階建てと比較して判断しましょう。
説明動画はこちらhttps://youtube.com/shorts/0fSIUmUo9bk








