バリアフリー改修の補助金・所得税減税は、建替え(新築)でも使える?
「将来の介護を考えてバリアフリー住宅にしたい。」
その場合、
建替えでも補助金や減税が受けられるのでは?
と思われる方も多いですが、
実は制度によって答えが異なります。
結論から言うと、
「バリアフリー改修」を対象とした補助金や所得税減税は、基本的に既存住宅のリフォームが対象で、新築・建替えには適用されないことがほとんどです。
バリアフリー改修減税とは?
この制度は
例えば
- 手すり設置
- 段差解消
- 廊下の拡幅
- 出入口の拡幅
- 滑りにくい床材への変更
など、
今住んでいる住宅を改修する工事を対象としています。
建替え(新築)は対象?
原則として対象外です。
なぜなら、
制度名のとおり
**「改修工事」**を支援する制度だからです。
そのため、
古い家を取り壊して新築する場合は、
このバリアフリー改修の所得税控除や固定資産税の軽減は利用できません。
建替えなら、どんな支援がある?
新築・建替えでは、
バリアフリー改修減税の代わりに、
住宅性能に応じた制度を活用するのがおすすめです。
例えば
✅ GX志向型住宅補助金
✅ 長期優良住宅
✅ 住宅ローン減税(要件を満たす場合)
✅ 登録免許税・不動産取得税・固定資産税の軽減制度
などがあります。制度ごとに適用条件が異なります。
シニア世帯ならどう考える?
私は
建替えなら
「バリアフリー減税が使えないから損」
とは考えません。
それよりも
最初から
- 段差ゼロ
- 引き戸
- 車いす対応
- 手すり下地
- ヒートショック対策
- 高断熱住宅
を取り入れた方が、
将来のリフォーム費用を抑えられる可能性があります。
介護保険の住宅改修との違い
よく混同されますが、
介護保険の住宅改修費支給制度も、
既存住宅の改修が対象です。
新築住宅をバリアフリー仕様で建てる工事は、原則として対象になりません。
「バリアフリー改修の補助金や減税は基本的にリフォーム向けの制度です。建替えでは利用できないことが多いですが、その代わり、高性能住宅向けの補助金や税制優遇を活用しながら、最初から将来の介護を見据えた住まいをつくることができます。」
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