借地権のまま建っている家を建替えるとき、地主へ支払う「建替え承諾料」の相場は?
「実家は借地ですが、建替えできますか?」
「地主さんから承諾料が必要と言われました。相場はいくらでしょうか?」
借地の建替えでは、建築費以外に**「建替え承諾料」**が必要になることがあります。
結論から言うと、
一般的な建替え承諾料の相場は、更地価格(土地の時価)の3~5%程度です。ただし、借地契約の内容や地域の慣行、新しく建てる建物の構造によって金額は変わります。
建替え承諾料とは?
借地では、
土地は地主の所有です。
そのため、
建物を解体して新築する際には、
借地契約や借地借家法に基づき、地主の承諾が必要になるケースがあります。
その承諾に対して支払うのが
建替え承諾料です。
※契約内容によっては承諾が不要な場合もありますので、まず借地契約書を確認しましょう。
相場はいくら?
一般的には
更地価格の3~5%
が目安です。
例
更地価格2,000万円
↓
建替え承諾料
約60万~100万円
更地価格3,000万円
↓
建替え承諾料
約90万~150万円
木造から木造なら?
現在の家も
新しい家も木造なら、
一般的な建替え承諾料で済むことが多くあります。
RC・重量鉄骨へ変更する場合
木造から
鉄筋コンクリート造や重量鉄骨造など、
耐久性の高い建物へ変更する場合は、
借地契約の条件変更が必要になることがあります。
この場合、
条件変更承諾料として
更地価格の**約10%**が目安になるケースがあります。
地主が承諾してくれない場合は?
まずは話し合いが基本です。
しかし、
正当な理由なく承諾が得られない場合には、
裁判所へ許可を求める手続き(借地非訟)を利用できる場合があります。
ただし、
時間や費用がかかるため、
できるだけ話し合いによる解決を目指すことが大切です。
契約書を必ず確認
借地契約には、
次のような内容が書かれていることがあります。
✅ 建替え時の承諾の要否
✅ 承諾料の計算方法
✅ 建物の構造制限
✅ 契約更新の条件
昔の契約書には
「木造に限る」
などの条件が残っていることもあります。
シニア世代が注意したいポイント
建替えを決める前に、
地主へ相談しましょう。
工事直前になって
「承諾できません」
と言われると、
計画が大きく遅れてしまいます。
また、
借地権の残存期間も確認しておきましょう。
残りの契約期間が短い場合は、
建替えとあわせて契約更新の協議が必要になることもあります。
建替え前チェックリスト
契約前に確認しましょう。
✅ 借地契約書はある?
✅ 建替え承諾は必要?
✅ 承諾料はいくら?
✅ 借地契約の残存期間は?
✅ 木造以外でも建築できる?
「借地の建替えでは、建物のプランを考える前に、借地契約や地主様とのお話し合いが重要です。私たちは契約内容を確認し、必要に応じて司法書士や弁護士、不動産の専門家とも連携しながら、安心して建替えを進められるようサポートしています。建替え承諾料も含めた総資金計画をご提案し、後から予想外の出費が発生しないようお手伝いしています。」
とお伝えしています。
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