地盤が軟弱だったらどうする?「地盤改良工事」の種類と費用相場を分かりやすく解説
「地盤調査で『改良が必要です』と言われました。」
「100万円以上かかるって本当?」
建替えでは、地盤調査の結果によって追加工事が必要になることがあります。
結論から言うと、
地盤改良工事の費用は20万円~200万円程度と幅があります。採用する工法は地盤の硬さや軟弱層の深さによって決まり、住宅会社が自由に選ぶものではありません。調査結果に基づいて、安全性を確保できる工法を選定することが大切です。
地盤改良はなぜ必要?
地盤が軟らかいまま家を建てると、
建物が傾く不同沈下を起こす恐れがあります。
不同沈下が起こると、
- ドアや窓が閉まりにくい
- 床が傾く
- 外壁にひびが入る
などの不具合につながる可能性があります。
そのため、調査で必要と判断された場合は地盤改良を行います。
主な地盤改良工法と費用相場
① 表層改良工法
適した地盤
- 軟弱層が約2m以内
工事内容
地表付近の土と固化材を混ぜて地盤を強くします。
費用の目安
20万~70万円程度
工期は1~2日程度で、比較的費用を抑えられる工法です。
② 柱状改良工法(もっとも一般的)
適した地盤
- 軟弱層が約2~8m程度
工事内容
地中にセメント系固化材で柱状の改良体を何本も造り、
建物を支えます。
木造住宅で最も採用されることが多い工法です。
費用の目安
40万~130万円程度
住宅の大きさや改良深さによって変わります。
③ 鋼管杭工法
適した地盤
- 支持層が深い
- 軟弱地盤が深く続く
工事内容
鋼製の杭を硬い地盤まで打ち込み、
建物を支えます。
費用の目安
90万~250万円程度
もっとも高額ですが、深い軟弱地盤にも対応できます。
費用が変わる理由
同じ30坪の住宅でも、
費用は大きく変わります。
理由は
- 軟弱地盤の深さ
- 建物の重さ
- 建物の大きさ
- 地下水位
- 杭の本数や長さ
- 搬入条件(狭小地・旗竿地など)
が異なるためです。
「改良が必要=悪い土地」ではありません
宮崎市でも、
- 昔の田んぼ
- 河川沿い
- 盛土造成地
などでは、
地盤改良を行って住宅を建てることは珍しくありません。
大切なのは、
地盤に合った工法で安全に建てることです。
見積書で確認したいポイント
「地盤改良工事 一式」
だけでは内容が分かりません。
次の項目を確認しましょう。
✅ 採用する工法
✅ 杭(柱)の本数
✅ 改良する深さ
✅ 保証内容
✅ 追加費用が発生する条件
地盤保証も確認しよう
地盤改良を行った場合は、
地盤保証が付くかどうかも重要です。
確認したいポイントは、
- 保証期間
- 保証金額
- 不同沈下が対象か
住宅会社によって内容が異なります。
シニア世代が注意したいこと
地盤改良費は、
住宅ローンの対象になることもありますが、
金融機関やローン商品によって異なります。
そのため、
建物予算とは別に100万円程度の予備費を見込んでおくと安心です。
建替え前チェックリスト
住宅会社へ確認しましょう。
✅ 地盤調査は実施した?
✅ 地盤改良は必要?
✅ 工法は何?
✅ 地盤保証は付く?
✅ 総額はいくら?
「地盤改良は、家を丈夫にするためではなく、『家を支える地盤を丈夫にする』ための工事です。私たちは地盤調査の結果を丁寧にご説明し、本当に必要な改良だけをご提案しています。工法や費用、保証内容も分かりやすくご説明し、ご納得いただいてから工事を進めています。」
とお伝えしています。
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