建ぺい率・容積率が変わって「昔と同じ家が建てられない…」そんな時の対処法
「今の家は40坪あるのに、建替えでは35坪までしか建てられないと言われました。」
「昔と同じ大きさの家が建てられないの?」
これは建替えで意外と多いご相談です。
結論から言うと、
建ぺい率や容積率、道路条件などが現在の法律に適合しない場合、建替えでは今ある家より小さな家しか建てられないことがあります。しかし、間取りの工夫や収納計画、平屋・2階建ての見直しなどで、延床面積が小さくなっても暮らしやすさを維持できるケースは少なくありません。
建ぺい率・容積率とは?
建ぺい率
敷地に対して建物を建てられる面積です。
例えば、
土地が50坪で建ぺい率60%なら
建物が建てられる面積は
30坪までになります。
容積率
延床面積の上限です。
例えば、
土地50坪
容積率100%なら
延床面積は50坪までになります。
2階建てなら
25坪+25坪
という建て方も可能です。
なぜ昔は建てられたの?
昔は
- 建築基準法
- 都市計画
- 用途地域
などが現在とは異なっていました。
そのため、
現在の基準では
同じ建物を建てられないケースがあります。
また、
前面道路の幅員によって容積率が制限される場合もあります。
よくあるケース
例えば
現在の家
延床45坪
↓
建替え後
延床38坪まで
と言われるケースがあります。
これは
違法ではなく、
現在の法律に合わせた結果です。
対処法①
本当に必要な部屋を見直す
建替えでは
「使っていない部屋」
が意外と多くあります。
例えば
- 子ども部屋
- 客間
- 大きすぎる廊下
などです。
シニア世代では、
コンパクトでも暮らしやすい間取りの方が、
掃除や移動が楽になることもあります。
対処法②
収納を工夫する
床面積が減っても
収納計画を工夫すれば、
広く感じられます。
例えば
- ファミリークローゼット
- パントリー
- 小屋裏収納(法令上の条件に注意)
- 壁面収納
などです。
対処法③
平屋と2階建てを比較する
平屋は人気ですが、
建ぺい率の制限を受けやすい場合があります。
敷地条件によっては、
コンパクトな2階建ての方が、
希望する延床面積を確保しやすいこともあります。
対処法④
吹抜けや勾配天井を活用
床面積は減っても、
天井を高くすることで
開放感を演出できます。
数字以上に
広く感じる家になります。
対処法⑤
専門家に法規チェックを依頼する
建ぺい率だけではなく
- 容積率
- 高さ制限
- 斜線制限
- セットバック
など、
さまざまな条件が関係します。
経験豊富な住宅会社なら、
建てられる最大限のプランを提案してくれます。
シニア世代なら発想を変える
建替えは
「家を小さくする」
ことではありません。
「暮らしを快適にする」
ことです。
例えば
45坪から35坪になっても、
生活動線を見直せば、
むしろ暮らしやすくなるケースも多くあります。
建替え前チェックリスト
住宅会社へ確認しましょう。
✅ 建ぺい率は?
✅ 容積率は?
✅ 道路による制限は?
✅ 最大何坪建てられる?
✅ 間取りで工夫できる?
「建替えでは、『今と同じ広さ』にこだわるよりも、『今より暮らしやすい家』を目指すことが大切です。私たちは敷地条件や法規制を丁寧に確認し、限られた面積でも広く快適に感じられる設計をご提案しています。」
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