建替えでも「地盤調査」は必須?スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)が重要な理由
「昔から家が建っていた土地だから、地盤調査は必要ないですよね?」
「建替えなのに、なぜ地盤調査をするの?」
このようなご質問は、シニア世代のお客様からよくいただきます。
結論から言うと、
建替えでも地盤調査はほぼ必須です。以前の家が何十年も問題なく建っていたとしても、新しい住宅は現在の耐震基準や地盤保証制度に基づいて設計・施工されるため、現状の地盤強度を確認する必要があります。
地盤調査とは?
地盤調査とは、
建物を安全に支えられる地盤かどうかを調べる調査です。
住宅では、
最も一般的なのが
スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)
です。
先端に付いたスクリューポイントを地面に回転させながら押し込み、
地盤の硬さや軟らかさを測定します。
なぜ建替えでも必要なの?
「昔から家が建っていたから大丈夫」
とは限りません。
その理由は次のとおりです。
① 地盤は年月とともに変化する
長年の間に
- 地下水位の変化
- 地震
- 盛土の沈下
などで、
地盤の状態が変わることがあります。
② 建物の重さが変わる
例えば
昔は平屋だった土地に
2階建てを建てる。
あるいは
瓦屋根から軽量屋根へ変更する。
このように
建物の荷重が変われば、
必要な基礎設計も変わります。
③ 現在の耐震基準で設計するため
現在の住宅は、
耐震性能が高くなっています。
その性能を十分に発揮するには、
地盤に合った基礎設計が欠かせません。
地盤調査の結果はどうなる?
一般的には
次の3つに分かれます。
① 良好な地盤
そのまま基礎工事へ。
追加費用はありません。
② 一部補強が必要
表層改良など、
比較的軽い補強を行います。
③ 地盤改良が必要
地盤が軟弱な場合は、
柱状改良や鋼管杭工法などが必要になることがあります。
地盤改良費の目安
土地の状況によりますが、
おおよその目安は
- 表層改良:30万~80万円
- 柱状改良:50万~150万円
- 鋼管杭工法:100万~250万円
程度です。
※地盤の状態や建物の規模によって変動します。
地盤保証とは?
多くの住宅会社では、
地盤調査を行い、
必要な改良工事を実施した場合に
地盤保証
を付けています。
万が一、
不同沈下(建物が傾くこと)が起きた場合、
保証対象となるケースがあります。
保証内容や期間は住宅会社や保証会社によって異なるため、事前に確認しましょう。
シニア世代が注意したいこと
「地盤改良が必要だから悪い土地」
ではありません。
宮崎市でも
川沿いや造成地などでは
地盤改良を行って建築するケースは珍しくありません。
大切なのは
調査結果に合った工事を行うことです。
建替え前チェックリスト
住宅会社へ確認しましょう。
✅ 地盤調査は実施する?
✅ SWS試験を行う?
✅ 地盤保証は付く?
✅ 地盤改良が必要なら費用は?
✅ 見積書に含まれている?
「建替えでは、見えない地盤こそ最も大切な基礎です。私たちは必ず地盤調査を実施し、その結果に基づいて最適な基礎設計をご提案しています。必要以上の地盤改良をおすすめすることはなく、調査結果を分かりやすくご説明したうえで、安全性とコストのバランスを考えた住まいづくりを行っています。」
とお伝えしています。
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