敷地内に「送電線」や「地中埋設物」がある土地でも建替えできる?知っておきたい制限と対策
「土地の上に高圧線が通っています。」
「昔の井戸や浄化槽が埋まっているかもしれません。」
このような土地でも建替えは可能な場合がありますが、事前調査を怠ると、設計変更や数百万円規模の追加費用につながることがあります。
結論から言うと、
送電線や地中埋設物がある土地でも建替えできるケースは多くあります。ただし、建物の配置や高さが制限されたり、埋設物の撤去費用が発生したりする場合があります。建替え前に必ず調査を行い、土地のリスクを把握することが重要です。
ケース① 敷地の上に送電線がある
送電線がある場合、
まず確認するのは
高圧送電線なのか、配電線なのか
です。
住宅地で見られる電線とは違い、
鉄塔から鉄塔へ渡る高圧送電線では、
建築に一定の制限がかかることがあります。
地役権(ちえきけん)が設定されている場合
土地の登記簿に
「地役権」
が設定されていることがあります。
これは、
電力会社などが送電線を維持管理するための権利です。
地役権の内容によっては、
- 建物の高さ
- 建築位置
- クレーン作業
などに制限が設けられている場合があります。
確認すること
✅ 登記簿に地役権があるか
✅ 建築高さの制限
✅ 電力会社との事前協議が必要か
ケース② 地中埋設物がある
建替えでは、
解体後に
地中から
さまざまなものが見つかることがあります。
例えば
- 古い基礎
- コンクリートガラ
- レンガ
- 昔の浄化槽
- 古井戸
- 給排水管
- 廃材
などです。
よくある追加費用
例えば
古い浄化槽が見つかった場合
撤去費用が必要になります。
また、
コンクリート基礎が大量に埋まっている場合は、
処分費が追加されます。
内容によっては、
数十万円~100万円以上
の追加費用になることもあります。
古井戸はどうする?
井戸が残っている場合は、
埋め戻しや適切な処理が必要です。
地域によっては、
神事(お祓い・閉眼供養)を行う方もいますが、
これは宗教的・地域的な慣習であり、法的義務ではありません。
地中埋設物は事前に分かる?
完全には分かりません。
ただし、
次の方法で
ある程度確認できます。
- 古い図面
- 地歴調査
- 売主からの聞き取り
- 現地調査
最終的には
解体後に判明するケースもあります。
シニア世代が注意したいこと
契約時に
追加費用の取り扱いを確認しましょう。
例えば
「地中埋設物が見つかった場合は、
どう見積もるのですか?」
と聞いておくと安心です。
建替え前チェックリスト
住宅会社へ確認しましょう。
✅ 地役権はある?
✅ 送電線の制限は?
✅ 地中埋設物の可能性は?
✅ 古井戸はある?
✅ 浄化槽は撤去済み?
✅ 追加費用のルールは?
「建替えでは、土地の上だけでなく、地中や上空の条件も確認することが重要です。私たちは登記や現地調査を行い、送電線による制限や地中埋設物の可能性を事前に調査しています。万一追加工事が必要な場合も、内容と費用を丁寧にご説明し、ご納得いただいてから工事を進めています。」
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