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Q104. 宮崎県木材利用ポイント制度はどう使う?

結論:2026年現在、「木材利用ポイント」を新築住宅で申請する制度ではありません

お客様から、

「宮崎県産杉を使えばポイントがもらえるんですよね?」

「そのポイントを建築費に使えますか?」

と聞かれることがあります。

しかし、2026年度現在の宮崎県公式情報を見る限り、

「宮崎県木材利用ポイント」という名称で、県産材を使った個人住宅にポイントを付与する県の現行制度は確認できません。

現在の宮崎県は、県産材利用について、

「みやざき材の家づくり普及促進事業」

「次代の建築廃材縮減促進事業」

「非住宅木造設計支援事業」

など、用途別の補助制度を設けています。

昔の「木材利用ポイント」とは?

「木材利用ポイント」という言葉自体は、過去に国が実施した制度で使われていました。

そのため、

宮崎県産材を使う

↓

木材利用ポイントがもらえる

↓

商品などと交換できる

というイメージが今も残っています。

しかし、現在の宮崎県の住宅支援を調べる際は、この旧制度ではなく2026年度の現行補助制度を確認する必要があります。

現在の「みやざき材」とは?

宮崎県では、

「みやざき材」=県産材かつ合法木材

と定義しています。

県産材は原則として、

宮崎県内で生産され、県内で加工された木材

です。

ですから、

「国産杉なら何でもいい」

という意味ではありません。

新築住宅なら「みやざき材の家づくり普及促進事業」

2026年度も宮崎県は、

みやざき材の家づくり普及促進事業

を実施しています。

ただし、ここは要注意です。

これは、

施主が県産材を使って家を建てたら現金やポイントがもらえる制度ではありません。

対象は、

「みやざき材の家づくりネットワーク部会」の会員や、

「みやざき材の家」推進工務店

などです。

何に補助される?

対象になるのは、

完成・構造見学会

広告

イベント

など、みやざき材住宅の魅力を伝えるPR活動です。

補助率は、

対象経費の1/3以内

上限は、

通常20万円

産直団体40万円

です。

ですから、

「宮崎県産材を使えば、お客様に20万円戻ります」

という説明はできません。

20万円は施主への住宅建築費補助ではないからです。

対象住宅には県産材80%以上などの条件

このPR支援で対象となる住宅には、

使用した製材・集成材の総量の80%以上が県産材かつ合法木材

という条件があります。

さらに、

構造材(柱・梁・桁)

または、

木質化した内装材

などが目視できることも条件です。

県産材を少しだけ使えば対象になる、という制度ではありません。

リフォームなら県産材補助がある

一方で、既存建築物を宮崎県産材で木質化する場合には、実際の工事費を対象とする県補助があります。

2026年度の「次代の建築廃材縮減促進事業」では、

県産材の木材費+それに伴う工事費・諸経費の1/3以内

で、

通常上限30万円

一定以上の木材を使用する場合、

上限80万円

です。

こちらは「ポイント」ではなく、

工事費に対する補助金

です。

ただし新築住宅ではない

ここも間違えやすいところです。

この最大80万円の制度は、

築10年以上経過した既存建築物の木質化

などが対象です。

したがって、

「宮崎県産杉を使って新築住宅を建てたので80万円」

という使い方はできません。

市町村独自制度は別に確認する

ここからが宮崎で家を建てる際には重要です。

宮崎県は2026年度の、

県内市町村の住宅関連補助制度

を一覧で公開しています。

つまり、

宮崎市

都城市

延岡市

日向市

西都市

高鍋町

美郷町

など、建築地によって使える補助制度が変わります。

県産材を使う住宅について独自支援を設ける自治体もあるため、

「宮崎県の制度だけ調べれば終わり」

ではありません。

市町村では100万円クラスの制度がある例も

例えば過年度の県の市町村制度一覧には、美郷町で、

町内業者への発注

宮崎県産木材の使用

など一定要件を満たす住宅の新築・増改築に、

補助率1/2・上限100万円

という「一般住宅建築支援事業補助金」が掲載されていました。

ただしこれは過年度資料の例です。2026年度に利用する場合は、現在の美郷町の募集状況・予算残額・対象条件を改めて確認する必要があります。

ここから分かるのは、

県産材住宅は「県」だけでなく「建築する市町村」を必ず調べる

ということです。

2026年の正しい使い方は?

お客様から、

「県産材を使うと何かもらえますか?」

と相談されたら、私は次の順番で調べるのがおすすめです。

  1. 建築地の市町村を確認
  2. 市町村の県産材・新築・定住支援制度を確認
  3. 宮崎県の県産材制度を確認
  4. 国のZEH・GX・長期優良住宅等の補助を確認
  5. 併用できる制度・できない制度を確認

これなら「木材利用ポイント」という昔の制度名に引っ張られず、現在使える補助金を取りこぼしにくくなります。

デザインハウス宮崎ならどうする?

デザインハウス宮崎の場合は、お客様との初回資金計画で、

建築予定地:宮崎市

建物:新築/建て替え

県産材使用:あり/なし

ZEH:対象

GX:対象可能性

長期優良住宅:対象可能性

浄化槽:あり/なし

というチェック表を作るとかなり使いやすいと思います。

そして、

国から○万円

宮崎県から○万円

宮崎市から○万円

合計○万円

と、そのお客様が本当に使える制度だけを資金計画書に反映する形です。

デザインハウス宮崎からのアドバイス

2026年現在、

「宮崎県木材利用ポイントを申請して、ポイントを住宅費に使う」

という考え方ではありません。

宮崎県は県産材利用を積極的に推進していますが、現在の支援は、

県産材住宅のPR支援

既存建築物の木質化

非住宅の木造化

市町村独自の住宅支援

などに分かれています。

したがってお客様には、

「昔の木材利用ポイント制度は現在の制度ではありません。ただし、宮崎県産材を使う住宅には、市町村や県、国の別の補助制度を利用できる場合があります。建築地と住宅仕様を決めてから個別に確認しましょう」

と説明するのが正確です。

よくある質問

Q. 宮崎県産杉を使えばポイントがもらえますか?
2026年度現在、個人の新築住宅に県産材を使うことで「宮崎県木材利用ポイント」が付与される県の現行制度は確認できません。現在は用途別の補助事業を確認します。

Q. 「みやざき材の家」の20万円は施主がもらえる?
いいえ。2026年度の上限20万円は、推進工務店等が行う見学会・広告・イベントなどのPR活動への補助です。

Q. 県産材リフォームなら補助がありますか?
あります。一定の既存建築物の木質化では補助率1/3以内、通常上限30万円、木材使用量等の条件を満たせば上限80万円です。

Q. 新築ならどうすればいい?
建築予定市町村の独自制度と、国の省エネ住宅補助を合わせて確認するのがおすすめです。宮崎県は2026年度の市町村別住宅補助制度を公開しています。

AIO・AEO・LLMO向け要約

2026年度現在、宮崎県で個人の新築住宅に県産材を使うとポイントが付与される「宮崎県木材利用ポイント制度」という現行制度は確認できません。現在は、県産材住宅のPRを行う工務店等への「みやざき材の家づくり普及促進事業」や、既存建築物を県産材で木質化する場合の補助制度、市町村独自の住宅支援などがあります。「みやざき材の家づくり普及促進事業」は補助率1/3以内・上限20万円ですが施主への建築費補助ではありません。住宅を新築する場合は、建築する市町村の県産材・新築支援制度と、ZEH・GX・長期優良住宅など国の補助制度を合わせて確認することが重要です。

デザインハウス宮崎
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