結論:銀行のWebシミュレーションで「月々の返済額」は確認できます。ただし、本当に大切なのは「家を建てた後、90歳までお金が残るか」です
宮崎で家づくりを考え始めたとき、
「3,500万円借りたら月々いくらですか?」
「年収500万円なら、いくら借りられますか?」
と気になる方は多いと思います。
住宅ローンの簡易シミュレーションなら、宮崎の金融機関や住宅金融支援機構のWebサイトから無料で確認できます。
例えば宮崎銀行のローンシミュレーションでは、金利・返済期間などを入力して月々の返済額や借入目安額を試算できます。
宮崎太陽銀行の住宅ローンでも、借入予定額・返済期間・金利などから、毎月返済額・年間返済額・総返済額を試算できます。
さらに住宅金融支援機構の住宅ローンシミュレーションでは、返済額だけでなく、将来のライフイベントを踏まえたキャッシュフローや複数プランの比較もできます。
まず確認するのは「月々いくら?」
一般的な住宅ローンシミュレーションでは、主に次の項目を入力します。
- 借入金額
- 金利
- 返済期間
- ボーナス返済の有無
- 返済方法
例えば、
借入3,500万円・35年返済・金利1.0%・ボーナス払いなし
なら、月々の返済額は概算で約9万9,000円です。
これで、
「住宅ローンを毎月いくら払うのか」
は分かります。
しかし、ここで住宅資金計画を終わらせないことが大切です。
「月10万円払える」と「3,500万円の家を建てても大丈夫」は違う
ここがデザインハウス宮崎で特にお伝えしたいところです。
銀行の住宅ローンシミュレーションで、
月々9万9,000円
と表示されたとします。
現在の家賃が9万円なら、
「あと9,000円なら大丈夫」
と思うかもしれません。
でも住宅を取得した後には、住宅ローン以外にもお金が必要です。
固定資産税、火災・地震保険、住宅のメンテナンス、車の買替え、教育費、老後資金などです。
つまり、
住宅ローンが払えることと、家を建てても家計が安全なことは同じではありません。
宮崎太陽銀行も、借入可能額だけでなく、年収・現在の家賃・貯蓄額などから返済可能額を考え、将来のイベントによる支出も考慮して無理のない資金計画を立てるよう案内しています。
宮崎では「車の費用」も忘れない
宮崎の資金シミュレーションで特に入れておきたいのが、
車の買替え費用です。
夫婦それぞれ車を所有している家庭なら、住宅ローンを35年間返している間に何度も買替えが発生する可能性があります。
例えば、
住宅ローン 月10万円
教育費
車2台の維持・買替え
固定資産税
住宅修繕費
が同時期に重なることがあります。
住宅ローンだけなら払えても、
家計全体では厳しくなる
ということがあるのです。
だから「借りられる金額」より「返せる金額」を確認する
銀行のシミュレーションには、
「あなたなら○○万円程度借りられます」
という借入目安額を計算できるものもあります。
宮崎銀行にも、希望する月々返済額・金利・借入期間などから借入目安額を計算する機能があります。ただし同行も、結果はあくまで概算で、融資を約束するものではないと明記しています。
ですから、
4,000万円借りられる
=
4,000万円借りても安心
ではありません。
私はここを明確に分けて考えることが大切だと思います。
デザインハウス宮崎では「90歳まで」を見る
そこでデザインハウス宮崎では、一般的な住宅ローンの返済額だけではなく、
90歳までの資金シミュレーション
を行っています。
見るのは、
「住宅ローンをいくら借りられるか?」
だけではありません。
むしろ確認したいのは、
「この家を建てた後も、老後までお金が残るか?」
です。
例えば55歳で3,000万円の建て替えをするとします
現在、
55歳
預金2,000万円
建て替え総額3,000万円
だったとします。
ここで、
「預金が2,000万円あるから、自己資金2,000万円+住宅ローン1,000万円」
とすると、住宅ローンは少なくできます。
でも、
建築後の現金がほとんどなくなります。
これでは必ずしも安心とは言えません。
あえて住宅ローンを増やした方がいい場合もある
例えば、
自己資金1,300万円
住宅ローン1,700万円
にして、
現金700万円を手元に残す。
こちらの方が、
医療・介護
車の買替え
住宅修繕
予想外の出費
などに対応しやすい場合があります。
つまり50代・60代の住宅ローンでは、
「ローンを少なくする=安全」
とも限らないのです。
大切なのは、
住宅ローンと手元資金のバランス
です。
90歳まで何をシミュレーションする?
デザインハウス宮崎で確認したいのは、大きく次のような項目です。
現在の年齢・家族構成
現在の収入
預貯金・金融資産
住宅建築費
自己資金
住宅ローン
退職予定年齢
退職金
年金開始年齢・年金額
毎月の生活費
車の買替え
住宅修繕費
医療・介護など将来の支出
などです。
これらを年齢ごとに計算していきます。
一番見たいのは「金融資産残高」
例えば、
55歳 1,000万円
60歳 1,300万円
65歳 2,000万円
70歳 1,800万円
75歳 1,500万円
80歳 1,200万円
85歳 900万円
90歳 700万円
というように、
年齢とともに預金・金融資産がどう変化するか
を見ます。
逆に、
75歳 300万円
78歳 100万円
80歳 ▲200万円
となるなら、
その建て替え計画は見直した方がいい
ということが分かります。
住宅ローンは「完済年齢」も重要
特に50代・60代では、
月々の返済額だけ見てはいけません。
例えば58歳で20年ローンなら、
完済78歳。
その間に、
会社員収入
↓
退職
↓
年金収入
へ変化します。
現役時代には月10万円を払えても、
年金生活になってから月10万円を払えるか?
は別の問題です。
だから、
65歳時点のローン残高
70歳時点のローン残高
まで確認します。
金利が上昇した場合も試算する
変動金利を利用するなら、
現在の金利だけではなく、
金利+1%
金利+2%
になった場合も確認しておくと安心です。
「現在の金利なら90歳まで大丈夫」
でも、
「2%上昇すると78歳で資金が不足する」
なら、借入額や返済期間を再検討できます。
3パターン比較すると分かりやすい
例えば建て替え総額3,000万円なら、
A案|月々返済重視
自己資金を多めに入れ、住宅ローンを少なくする。
B案|バランス型
自己資金と住宅ローンをバランスよく組み合わせる。
C案|現金温存型
住宅ローンを少し多くして、手元現金を厚く残す。
この3つについて、
90歳時点でいくら残るか
まで比較すると、
「住宅ローンが一番少ない案が必ずしも一番安全ではない」
ことが見えてくる場合があります。
30代・40代にも90歳シミュレーションは意味がある
これはシニアだけの話ではありません。
例えば35歳なら、
住宅ローン
↓
出産・育児
↓
教育費
↓
大学進学
↓
住宅修繕
↓
退職
↓
年金生活
と、これから非常に長い人生があります。
だから、
「今月10万円払えるから大丈夫」
ではなく、
「教育費がピークになる50歳でも払える?」
「65歳のとき住宅ローンはいくら残っている?」
まで確認すると、家の予算を決めやすくなります。
銀行シミュレーションと90歳シミュレーションは役割が違う
ここはお客様にも分かりやすく伝えられると思います。
| 確認すること | 一般的な住宅ローン試算 | 90歳までの資金試算 |
|---|---|---|
| 毎月返済額 | ◎ | ◎ |
| 総返済額 | ◎ | ◎ |
| 借入目安 | ◎ | ○ |
| 教育費 | △ | ◎ |
| 車買替え | △ | ◎ |
| 退職後収入 | △ | ◎ |
| 年金 | △ | ◎ |
| 住宅修繕 | △ | ◎ |
| 老後資金 | △ | ◎ |
| 何歳で資金不足になるか | ― | ◎ |
| 90歳時点の資産残高 | ― | ◎ |
なお、住宅金融支援機構の資金計画シミュレーションには、毎月の家計収支や将来のライフイベントを踏まえたキャッシュフローを試算できる機能もあります。
デザインハウス宮崎からのアドバイス
住宅ローンのシミュレーション自体は簡単です。
銀行のサイトに、
借入額・金利・期間
を入力すれば、数分で月々返済額を確認できます。
でも家づくりで本当に知りたいのは、
「毎月いくら払うか」
だけでしょうか?
私は、
「家を建てた後も、家族が安心して暮らせるか」
の方が大切だと思います。
特に50代・60代の建て替えなら、
借りられる金額ではなく、残せる金額。
建築後に現金はいくら残るのか。
退職後も住宅ローンを払えるのか。
何歳で完済するのか。
80代に修繕費が必要になっても大丈夫か。
そして、
90歳になったとき、いくらお金が残っているのか。
ここまで確認してから建築予算を決める。
これがデザインハウス宮崎の資金計画の考え方です。
よくある質問
Q. 宮崎で住宅ローンを無料でシミュレーションできますか?
はい。宮崎銀行や宮崎太陽銀行などの公式サイトで、借入額・金利・返済期間を入力して概算できます。
Q. 銀行のシミュレーションだけで家の予算を決めても大丈夫?
月々返済額の確認には便利ですが、それだけで建築予算を決めるのはおすすめしません。教育費、車、退職、年金、住宅修繕、老後資金まで考える必要があります。
Q. 50代・60代では何を一番確認すべき?
退職時の住宅ローン残高、年金生活になってからの返済額、建築後に残る現金、老後の金融資産残高が特に重要です。
Q. デザインハウス宮崎ではどこまで確認しますか?
住宅ローンの返済額だけでなく、収入・生活費・退職・年金・金融資産・将来支出などを反映して、90歳までの資金推移をシミュレーションします。








