住宅購入の頭金は、**「いくら入れるべきか」ではなく「いくら残すべきか」**で考えるのがポイントです。
結論
住宅購入時の自己資金は、理想を言えば
物件価格の10%前後+諸費用+生活防衛資金
です。
ただし、今は頭金0円でも住宅ローンを組めるケースがあります。フラット35でも融資率9割以下と9割超で金利が分かれており、2026年6月時点では9割超の方が金利が高く設定されています。
目安
3,500万円の家なら、現実的にはこうです。
| パターン | 頭金 | 借入額 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 頭金0円 | 0円 | 3,500万円 | 貯金を残したい人 |
| 頭金5% | 175万円 | 3,325万円 | バランス型 |
| 頭金10% | 350万円 | 3,150万円 | 返済を軽くしたい人 |
| 頭金20% | 700万円 | 2,800万円 | 利息を大きく減らしたい人 |
ただし、頭金を入れすぎて貯金がゼロになるのは危険です。
頭金0円でもいい人
頭金0円でも比較的安心なのは、
収入が安定している
車のローンやカードローンが少ない
月々返済に余裕がある
手元に生活費6か月分以上が残る
若くて返済期間を長く取れる
こういう方です。
逆に危ないのは、
貯金がほぼない
ボーナス払い前提
変動金利でギリギリ借りる
車ローンもある
子どもの教育費がこれから増える
この場合は、頭金以前に購入予算を下げる判断が必要です。
実は頭金より怖い「諸費用」
住宅購入では、頭金とは別に諸費用がかかります。
新築住宅なら、
登記費用、ローン手数料、保証料、火災保険、地盤調査、印紙代、引越し、家具家電、外構費
などです。
目安はざっくり物件価格の5〜10%。
3,500万円なら175万〜350万円前後は見ておきたいです。
ここを見落として「頭金に全部使って、家具家電が買えない」という失敗がよくあります。
「頭金をたくさん入れることが正解ではありません。大事なのは、家を買ったあとも安心して暮らせるお金を残すことです。」
さらに、
「頭金0円で買えるか」ではなく、
「頭金0円で買っても生活が苦しくならないか」を一緒に確認しましょう。








