皆さんこんにちは!DHくまモンです。
今日は、宮崎市佐土原町にお住まいのMさんからの質問
「新築住宅を建てるんですが、太陽光パネルと蓄電池を
設置すべきか?悩んでいます。お得なのか?損なのか?
教えてください」
最近話題のソーラーパネルと蓄電池のメリット・デメリットについて
今日はお話ししたいと思います。
蓄電池とは?
蓄電池とは、充電して何度も使用できる電池のことです。
身近なところで言えばスマホのモバイルバッテリーも蓄電池
蓄電池には様々な種類がありますが、一般住宅に使われている
家庭用蓄電池は、自然のエネルギーを受け取って電気として貯め
必要な時は電気機器に電気を供給できる二次電池やバッテリーの事を
いいます。後ほど詳しく説明しますが、家庭用蓄電池を使用する事で
電気料金の抑制や売電など、メリットも受けられます。
最近では、電気自動車や太陽光発電システムと連携してエネルギー
マネジメントができるようになり、注目が高まっています。
太陽光✖️蓄電池が注目されている理由
ここ最近では太陽光発電と蓄電池の組み合わせが注目されています。
太陽光発電と蓄電池を連携するメリットとして「卒FIT制度」の
存在が挙げられます。
『FIT制度』とは?
太陽光や風力、水力など、再生可能エネルギーで発電した電気は
電力会社が一定期間、一定価格で買い取る事を国が約束しています
この制度がある事で、発電設備の使用者は初期費用をかけても
最終的に出費を抑えることができます。
この仕組みをFIT制度と呼んでいます。
しかし、このFIT制度で、定められた期間が終わってしまうと
今までと同じ金額で電気を買い取ってもらえなくなります。
これを「卒FIT」と言います。
一般住宅に使われることが多い10KW未満の太陽光システムは
10年でFIT期間を終えます。
卒FIT後も住宅用太陽光発電システムで余った電力を販売
できますが、国が定めた売電価格ではなく、電力会社との
自由契約で売電価格が決められるようになります。
ちなみに九州電力では48円からなんと7円と大きく下がります。
そのため、売電するよりも電気を貯めて自宅で使用したいと
考える人が増加しています。
蓄電池のメリット
① 電気代を節約できる
蓄電池の最大のメリットはやはり電気を貯められること
晴れた日に太陽光パネルを使って貯めておいた電気を
自分の家のものとして使えるため、電気代を節約できます。
2019年10月に消費税が増税され、電気代も値上がり傾向
にある今、蓄電池を使って光熱費を節約できるのは大きな
魅力です。
②災害時にも役立つ電気を貯めておける
近年日本でも地震や台風など大規模な自然災害が増えて
いて、災害時の停電に悩まされる可能性が注目されています。
そんな時蓄電池に蓄えていた電気を使えば、とても便利です。
③エコにつながる
太陽光と蓄電池を使った自然エネルギーを消費する事で
エコに貢献できます。
④売電価格が下がっても余剰電力を貯めて自給自足
卒FIT後安い値段で、売るよりは蓄電池に貯めて自分たちの家庭で
電気が使えるので、無駄なく効率も良いです。
蓄電池のデメリット
容量によって蓄えたり、使える電気の量が違う
各メーカーにより蓄電容量が異なり、うまく活用できないケース
もあります。
購入時にしっかり調べて住環境やライフサイクルに合わせて
選ぶようにしましょう。
蓄電池には寿命がある
基本的に蓄電池は何度も充電・放電ができますが、決して
半永久的に使用できるものではありません。
放電・充電を繰り返した蓄電池は徐々に蓄電容量が減少
して行き、70から50%まで低下することもあります。
当然のことながら寿命を迎えた蓄電池は交換する必要があり
再度費用が発生します。
寿命の目安は蓄電池の種類によって異なります。
良く比較してコスパの良い蓄電池を選ぶようにしましょう
初期投資費用が大きい
蓄電池の最大のデメリットと言えば、初期投資費用が高い点
近年はリーズナブルになりつつありますが、上手に蓄電や売電を
していかなければ損をしてしまうこともあるので、試算した上で
導入を検討するようにしましょう。
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