「平屋って、結局いくらで建つの?」
「24坪くらいのコンパクトな平屋なら、どのくらいの予算が必要?」
「広告の本体価格ではなく、実際にかかった金額を知りたい」
家づくりを考えている方にとって、一番知りたいのはここではないでしょうか。
今回は、実際に建築した**「デザインハウスHIRAYA」24坪・3LDK平屋**の価格と性能を公開します。
しかも今回は新築だけではなく、既存住宅を解体して建て替えた実例です。
建物本体だけでなく、
解体工事・地盤改良・住宅性能評価まで含めて、実際にいくら必要だったのか
をご紹介します。
【結論】24坪・3LDK高性能平屋の一発総額は2,555万円
今回の実例はこちらです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 建物本体価格(税別) | 20,909,090円 |
| 消費税 | 2,090,910円 |
| 建物価格(税込) | 23,000,000円 |
| 既存建物解体・アスベスト検査 | 1,500,000円 |
| 地盤改良工事 | 800,000円 |
| 住宅性能評価費用 | 250,000円 |
| 今回の総額 | 25,550,000円 |
つまり、
24坪・3LDK平屋 総額2,555万円
となりました。
建物価格2,300万円には、建築確認申請などの基本的な申請関係費用も含んでいます。
一方、今回取得した住宅性能評価については、別途25万円が必要となりました。
※外構、カーテン、登記、住宅ローン諸費用などは含まれていません。
「2,555万円で建った家」の性能を公開
今回の住宅は、単純に価格を抑えることだけを目的にした住宅ではありません。
採用した主な性能はこちらです。
耐震等級3
許容力度計算
制振装置
断熱等級6
UA値0.44
気密測定 C値0.48
住宅性能評価取得
2×6工法
熱交換換気システム
太陽光発電搭載(リース)
つまり、
「小さくして安くした家」ではなく、必要な性能を確保しながら24坪にコンパクト化した高性能住宅
です。
24坪でも3LDK。間取りはここまでできます
今回の平屋は、約24坪の中に、
17帖LDK
6帖主寝室
4.5帖洋室×2
浴室
脱衣・洗面
トイレ
各所収納
を配置しています。
24坪という数字だけを見ると、
「家族4人には狭いのでは?」
と思われるかもしれません。
しかし、間取りを見ると、家族に必要な空間をかなり効率よく配置できていることが分かります。
ポイントは、
坪数を増やすのではなく、無駄な坪数を減らすこと
です。
① 家族が集まりやすい17帖LDK
住まいの中心には、17帖のLDKを配置しました。
キッチンからダイニング・リビングを見渡しやすく、料理をしながら家族との会話を楽しめます。
リビングとダイニングをつなげることで視線が抜けるため、17帖でも開放感を感じやすい間取りです。
大切なのは、
「LDKは20帖以上必要」
という数字にこだわらないこと。
家具をどう置くか、家族がどう過ごすかまで考えると、17帖でも十分暮らしやすいケースがあります。
② 24坪で3つの個室を確保
主寝室は6帖。
洋室はそれぞれ4.5帖です。
子ども部屋は、ベッドと学習机などを配置できる必要十分な広さにしています。
子どもが独立した後には、
書斎。
趣味室。
来客室。
収納部屋。
などにも転用できます。
子ども部屋を必要以上に大きくしないことで、その分をLDKや収納など、家族全員が使う空間へ配分しています。
③ 主寝室をLDKから少し離して配置
主寝室は玄関側に配置しています。
LDKや子ども部屋と適度に距離があるため、家族それぞれの生活時間が違っても音が気になりにくい配置です。
また、将来夫婦2人になったときも使いやすい間取りです。
これから長く住む家だからこそ、
子育て中だけではなく、20年後・30年後の暮らし
まで考えています。
④ 洗面と脱衣を分けた水まわり
洗面と脱衣スペースを分けているのもポイントです。
誰かがお風呂に入っていても、他の家族が洗面を使用できます。
朝の身支度が重なる時間帯にも便利です。
さらに来客時にも、脱衣室まで見せずに洗面を利用してもらえます。
浴室・脱衣・洗面・トイレも比較的近い場所にまとめているため、掃除や家事もしやすい設計です。
⑤ 24坪だからこそ収納の「場所」にこだわる
コンパクトな住宅で重要なのが収納です。
ただし、
収納は多ければ多いほどいい
わけではありません。
重要なのは、
「使う場所の近くにあるか」
です。
今回の間取りでは各個室のクローゼットだけでなく、廊下やLDK周辺にも収納を配置しています。
掃除用品。
日用品。
衣類。
季節物。
それぞれを使う場所の近くに収納することで、LDKに物が集まりにくくなります。
⑥ 玄関からLDKが丸見えになりにくい
玄関ドアを開けた瞬間にLDKが丸見えになる間取りは、急な来客の際に気になることがあります。
今回の間取りでは、玄関からLDKが直接見えにくくなっています。
宅配便への対応時などにも生活感を見せにくい設計です。
コンパクト住宅だからこそ、こうした視線の設計も大切です。
⑦ キッチン横には勝手口
キッチン横には勝手口を設けています。
ゴミを屋外へ出すときや、駐車場から買い物した荷物を運び込むときなど、敷地配置によっては便利な動線になります。
家事動線は、
家の中だけでなく駐車場・物置・外構まで含めて考える
ことがポイントです。
⑧ 廊下を必要以上につくらない
24坪で3LDKを実現できる理由の一つが、廊下を必要以上に増やしていないことです。
廊下も建築費のかかる床面積です。
もちろん必要な廊下までなくす必要はありません。
しかし、
「なんとなくできてしまった廊下」
を減らし、その面積をLDKや収納などに回す。
これだけでもコンパクト住宅の使いやすさは変わります。
⑨ 平屋だから将来もワンフロアで生活できる
平屋の大きなメリットは、生活がすべて1階で完結することです。
階段がないため、
子育て中。
50代・60代。
さらに年齢を重ねた後。
それぞれの時期に暮らしやすい住宅になります。
掃除の負担も比較的少なく、将来2階を使わなくなるということもありません。
だから今回の24坪3LDKは、
子育て世帯だけでなく、50代・60代の建て替え
にも応用しやすい間取りだと考えています。
24坪でも「耐震等級3+許容力度計算」
住宅をコンパクトにしたからといって、構造性能まで削る必要はありません。
今回の住宅では、
耐震等級3
を取得しています。
さらに、構造安全性を確認するため許容力度計算を行っています。
そして制振装置も採用。
家の大きさを抑える一方、
地震への備えなど、後から簡単に変えられないところにはしっかり予算を使う
という考え方です。
断熱等級6・UA値0.44
今回の住宅は、
断熱等級6
UA値0.44
です。
宮崎というと、
「暖かい地域だから高い断熱性能はいらないのでは?」
と思われるかもしれません。
しかし宮崎にも冬の冷え込みがあります。
さらに夏は強い日射と高温多湿への対策も重要です。
そのため私たちは、単に断熱材を厚くするだけではなく、
窓。
日射遮蔽。
気密。
換気。
冷暖房。
まで含めて考えることを大切にしています。
C値0.48。設計値ではなく実測値
今回の住宅では気密測定も行い、
C値0.48
という結果でした。
C値は住宅の隙間の程度を表す指標で、一般的には数字が小さいほど隙間が少ない住宅です。
重要なのは、
C値は図面だけでは分からない
ということ。
実際に建築された建物で気密測定を行って初めて確認できます。
高性能住宅はカタログ上の数字だけではなく、実際の施工品質も重要です。
工法は2×6
今回の「デザインハウスHIRAYA」は2×6工法を採用しています。
面で建物を構成するツーバイ工法の特徴を活かしながら、構造・断熱性能を計画しています。
ただし、
「2×6だから絶対安全」
ということではありません。
構造計算、基礎、接合部、施工品質などを含めて住宅性能を考えることが重要です。
太陽光発電も搭載
太陽光発電も搭載しています。
今回はリース方式を利用しています。
そのため「太陽光○kW分の購入価格が2,555万円に含まれている」という意味ではなく、リース条件を含めて個別に確認する必要があります。
ここも価格公開では曖昧にせず、条件を明確にしておきたいポイントです。
では2,555万円あれば誰でも同じ家が建つ?
ここは非常に重要です。
必ずしもそうではありません。
今回の2,555万円は、この建築地・この建物・この条件で実際に必要だった金額です。
土地によっては、
地盤改良費。
解体費。
造成。
水道引込み。
擁壁。
外構。
申請。
などが変わります。
だから今回公開しているのは、
「24坪なら一律2,555万円です」
という価格ではありません。
あくまで、
「この24坪3LDK高性能平屋では、実際にこれだけ必要だった」
という実例です。
今回の2,555万円に「含まれていないもの」
ここも明確にしておきます。
今回の公開価格には、次の費用は含まれていません。
外構工事
カーテン
登記費用
住宅ローン諸費用
火災保険料
引っ越し費用
家具・家電
その他、建築地や希望内容によって必要になる費用
つまり、
2,555万円=入居までに必要なお金がすべて含まれた金額
ではありません。
だからこそ、住宅会社へ相談するときには、
「この金額以外に、あと何が必要ですか?」
と確認することが重要です。
私たちが「安く見える本体価格」だけを公開しない理由
住宅広告では、
「○○万円から!」
という価格表示をよく見ます。
もちろん、本体価格を公開すること自体は悪いことではありません。
でも、お客様が本当に知りたいのは、
「最終的に私はいくら必要なの?」
ではないでしょうか。
今回の住宅であれば、
建物だけなら2,300万円。
でも建て替えだったため、
解体150万円。
地盤改良80万円。
住宅性能評価25万円。
が必要でした。
だから実際の今回の金額は、
2,555万円
です。
私たちが今後公開していきたいのは、
目を引くための安い価格ではなく、実際にどんな家を、どんな性能で、いくらで建てられたのか。
そして、
その土地では何に追加費用が必要だったのか。
というリアルな情報です。
「安い家」より「後から困らない家」
建物本体を安く見せても、
契約後に、
+50万円。
+100万円。
+200万円。
と増えていけば、当初の資金計画は変わります。
だから私たちは、
最初に安く見せる価格より、契約後に困りにくい価格
を大切にしたいと考えています。
もちろん家づくりには、契約後の仕様変更や土地条件など、どうしても変わる部分があります。
だからこそ、
何が含まれている?
何が別途?
何が未確定?
をできるだけ分かりやすくお伝えすることが大切です。
まとめ|24坪でも「小さくて高性能」は実現できる
今回ご紹介したのは、
24坪・3LDK
の「デザインハウスHIRAYA」の実例です。
建物価格は、
2,300万円(税込)
そして今回の建て替えで必要だった、
解体150万円
地盤改良80万円
住宅性能評価25万円
を含めると、
一発総額2,555万円
となりました。
しかも、
耐震等級3
許容力度計算
制振装置
断熱等級6
UA値0.44
C値0.48
住宅性能評価
2×6工法
熱交換換気
太陽光発電
という性能を備えています。
大切なのは、
家を大きくすることではありません。
本当に必要な空間に面積を使い、不要な床面積を減らす。
その一方で、耐震・断熱・気密など、後から簡単には変えられない住宅性能を大切にする。
これがデザインハウス宮崎の考える、
「ちょうどいい高性能住宅」
です。
「24坪では狭い?」
「この間取りならいくら?」
「自分の土地に平屋は入る?」
「建て替えなら解体まで全部でいくら?」
そんな疑問がありましたら、お気軽にデザインハウス宮崎へご相談ください。
これからも私たちは、
実際の建物価格だけでなく、その家で本当に必要だった追加費用まで含めた実例価格
を順次公開していきます。
よくある質問
Q.24坪3LDK平屋の建物価格はいくらでしたか?
今回の実例では、税別20,909,090円、消費税2,090,910円で、税込2,300万円です。基本的な建築確認申請なども含んだ価格です。
Q.今回の総額はいくらでしたか?
建物2,300万円に、既存建物解体150万円、地盤改良80万円、住宅性能評価25万円を加えて、2,555万円です。
Q.2,555万円に外構も含まれますか?
含まれていません。外構、カーテン、登記、住宅ローン諸費用、火災保険、引っ越し、家具・家電などは別途です。
Q.24坪でも家族4人で暮らせますか?
今回の実例では17帖LDK、6帖主寝室、4.5帖洋室2室を確保しています。必要な収納や暮らし方によりますが、間取りを工夫することで家族4人向けの3LDKを計画できるケースがあります。
Q.断熱性能はどのくらいですか?
今回の建物は断熱等級6・UA値0.44です。さらに実際に気密測定を行い、C値0.48でした。
Q.耐震性能は?
耐震等級3とし、許容力度計算を実施しています。さらに制振装置も採用しています。
動画はこちら









