結論:はい、宮崎でも利用できます。特に50代・60代の建て替えでは有力な選択肢になる場合があります
宮崎で50代・60代のお客様から、
「建て替えたいけれど、年齢的に住宅ローンを長く組めません」
というご相談があります。
そんなときに検討できる方法の一つが、
親子リレーローン(親子リレー返済)
です。
宮崎でも利用できます。
代表的なのが【フラット35】の「親子リレー返済」です。親と子などが2世代で住宅ローンを返済する仕組みで、一定の条件を満たせば、親ではなく後継者となる子などの年齢を基準に返済期間を設定できます。
親子リレーローンとは?
例えば、
父60歳
息子35歳
で3,000万円の建て替えをするとします。
父だけで住宅ローンを組む場合、完済年齢の制限によって長期間のローンを組みにくくなります。
ところが親子リレー返済なら、
親 → 子
と返済を引き継ぐことを前提に、子の年齢を基準として借入期間を決められる場合があります。
フラット35の場合、借入期間の上限は原則として、
「80歳-申込時年齢」または35年の短い方
ですが、親子リレー返済では後継者の年齢を基準に計算します。
60歳の親でも35年ローンが可能になる?
条件によっては可能です。
例えば、
父60歳
息子35歳
の場合。
通常、父の年齢だけで考えると長期返済は難しくなります。
しかし親子リレー返済なら、
35歳の息子さんの年齢を基準
に返済期間を決められるため、最長35年を選択できる可能性があります。
つまり、
「親が60歳だから建て替えは無理」
とは限らないのです。
フラット35の親子リレー返済の条件は?
2026年4月現在、後継者は次の条件をすべて満たす必要があります。
- 申込本人の子・孫などの直系卑属、またはその配偶者で、定期的な収入がある
- 申込時に満70歳未満
- 連帯債務者になる
後継者は1人です。
また、この条件を満たせば、申込本人が満70歳以上でも申込み可能です。
親子の年収を合算できる?
条件を満たせば、
収入合算も可能です。
例えば、
父 年収500万円
息子 年収400万円
なら、親子の収入を利用して審査を受けられる場合があります。
ただし、
「年収900万円だから大きなローンを組もう」
という考え方には注意が必要です。
親の収入は退職によって大きく減る可能性があるからです。
親が退職した後を必ず計算する
例えば、
父60歳・年収500万円
息子35歳・年収400万円
現在の世帯収入だけを見ると900万円です。
でも父が65歳で退職したら、
給与500万円 → 年金収入
に変わります。
そこで重要なのは、
65歳以降、誰がいくら返済するのか?
です。
親子リレーローンは、
「今払えるか」
だけでなく、
「10年後・20年後に子どもが払えるか」
まで考えなければなりません。
親子リレーローンが向いているケース
例えば宮崎で、
実家を建て替えて子どもが将来引き継ぐ
親子で二世帯住宅を建てる
親が50代・60代で長期ローンを組みにくい
親の土地に子どもと一緒に家を建てる
といったケースでは、有力な選択肢になります。
特に、
「この家を将来子どもが引き継ぐ」
ことが決まっている家庭とは相性がいい制度です。
逆に慎重にした方がいいケース
例えば、
子どもが将来宮崎に住むか分からない
場合です。
現在は東京や福岡で働いている。
転勤がある。
結婚後どこに住むか分からない。
それなのに、
「親が家を建てたいから、とりあえず子どもを親子リレーに入れる」
という方法はおすすめしません。
子どもは単なる「名前貸し」ではありません。
将来返済義務を負う連帯債務者
になるからです。
子ども自身の住宅ローンにも影響する可能性
ここも非常に重要です。
例えば35歳の息子さんが親子リレーローンの連帯債務者になったとします。
その後、
結婚して、
「自分たちの家を建てたい」
となった場合。
すでに親の住宅ローンについて債務を負っているため、新しい住宅ローンの審査でその返済負担を考慮される可能性があります。
つまり、
親の家のローンが、子どもの将来の住宅購入に影響する可能性がある
ということです。
ここは契約前に家族で必ず話し合っておきたいところです。
「親子リレー」と「ペアローン」は違う
前回のペアローンとの違いも整理しましょう。
| 親子リレー返済 | ペアローン | |
|---|---|---|
| 主な目的 | 2世代で返済 | 2人で借入 |
| ローン | 基本1本 | 基本2本 |
| 年齢 | 後継者の年齢を利用できる | 各借入人の年齢 |
| 返済期間 | 長くできる可能性 | 各人ごとに設定 |
| 向いているケース | シニアの建て替え・二世帯住宅 | 共働き夫婦など |
| 子の責任 | 連帯債務 | 自分のローンを返済 |
2026年からフラット35にはペアローンも導入されていますので、
親子リレー
親子ペアローン
収入合算
のどれが適しているかを比較する意味があります。
団信は必ず確認する
親子リレーローンでは、
「親に万一のことがあったらローンはどうなる?」
が非常に重要です。
団信の加入者や保障範囲は、利用する金融機関・商品によって異なります。
親に万一のことがあった場合、
ローンが全部なくなるのか
一部が残るのか
子がそのまま返済を続けるのか
を契約前に確認してください。
金利が0.1%安いかどうかより、親子リレーではこちらの方が重要になることがあります。
土地が親名義の場合は?
宮崎の建て替えでは、
土地は父親名義
建物は親子で資金を出す
というケースもあります。
この場合、
土地の所有者
建物の持分
親子それぞれの資金負担
住宅ローン
相続
贈与税
をセットで考える必要があります。
例えば子どもが建築費の大部分を負担しているのに、建物をすべて親名義にすると、税務上の問題が生じる可能性があります。
「誰がお金を出して、誰の家になるのか」
を最初に整理しておくことが大切です。
二世帯住宅なら特に相性がいい
例えば、
父62歳・母60歳
息子35歳・妻33歳
で、
親の土地に二世帯住宅を建てる
ケース。
親世帯だけでは住宅ローン期間を十分取れなくても、息子さんを後継者にした親子リレー返済なら、長期返済を選べる可能性があります。
さらに将来的に、
土地+建物を子世帯へ引き継ぐ
という相続計画まで考えておけば、住宅と相続を一体で設計できます。
50代・60代だからこそ有効。でも「借りすぎ」は禁物
これはデザインハウス宮崎の「建て替えの窓口」で特に大切にしたいところです。
例えば60歳でも、
子どもが35歳だから35年借りられる。
これは制度上のメリットです。
しかし、
「35年借りられるから35年借りる」
必要はありません。
親に十分な自己資金があるなら、
自己資金を一部使う
+親子リレーローンを適度に利用する
+現金も残す
という方法があります。
例えば建て替え総額3,000万円なら
親の預金1,500万円。
建て替え3,000万円。
だから、
預金1,500万円+ローン1,500万円
と単純に決めるのではありません。
例えば、
自己資金1,000万円
親子リレーローン2,000万円
現金500万円を残す
方法もあります。
あるいは、
自己資金800万円
ローン2,200万円
現金700万円を残す
方法もあります。
どちらが正解かは、
親の老後資金と子どもの将来負担
を計算して決めます。
デザインハウス宮崎からのアドバイス
親子リレーローンは、
50代・60代だから住宅ローンが組めない
という問題を解決できる可能性がある、とても便利な仕組みです。
特に、
親の土地を活用する
実家を建て替える
二世帯住宅を建てる
将来子どもが家を引き継ぐ
というご家庭には検討する価値があります。
ただし、
「子どもの年齢を借りるための制度」
と考えてはいけません。
子どもは将来、返済義務を負う立場になります。
ですから契約前に、
親は何歳までいくら払う?
退職後はいくら払う?
子はいつからいくら負担する?
子自身が家を買う予定は?
親に万一のことがあったら?
最終的に土地と家は誰が相続する?
まで決めておくことが大切です。
デザインハウス宮崎では、親子リレーローンを単なる**「借入可能額を増やす方法」ではなく、「実家を次の世代へどう引き継ぐかを考える住宅資金計画」**として検討するのがおすすめです。
よくある質問
Q. 宮崎でも親子リレーローンを使えますか?
はい。例えばフラット35の親子リレー返済は宮崎でも利用できます。後継者となる子・孫などが一定の条件を満たす必要があります。
Q. 60歳でも35年ローンを組めますか?
親子リレー返済なら、後継者の年齢を基準に借入期間を計算するため、子どもの年齢などによって最長35年を選択できる可能性があります。
Q. 70歳以上でも申し込めますか?
フラット35では、親子リレー返済の要件を満たせば、申込本人が満70歳以上でも申込み可能です。
Q. 子どもは一緒に住まなければいけませんか?
フラット35の親子リレー返済では、後継者となる方について融資住宅への入居は必須ではありません。
Q. 親子リレーローンで一番注意することは?
子どもが連帯債務者となることです。将来、子ども自身が住宅ローンを組む際にも影響する可能性があるため、親の返済計画だけでなく子どものライフプランまで確認して決めることが重要です。








