A.宮崎で注文住宅を建てる場合、土地購入にかける予算は、家づくり総額の20~25%程度が一つの目安です。
ただし、ここでいう土地予算には、売買価格だけでなく、仲介手数料や造成、水道引込みなどの「土地関連費」も含めて考えることが重要です。
総予算別の土地予算目安
| 家づくり総予算 | 土地関連費20% | 土地関連費25% |
|---|---|---|
| 4,000万円 | 800万円 | 1,000万円 |
| 4,500万円 | 900万円 | 1,125万円 |
| 5,000万円 | 1,000万円 | 1,250万円 |
| 5,500万円 | 1,100万円 | 1,375万円 |
| 6,000万円 | 1,200万円 | 1,500万円 |
例えば総予算4,500万円の場合、土地関連費を900万~1,125万円程度に抑えられると、建物の性能や外構、諸費用に予算を残しやすくなります。
「土地価格」と「土地関連費」は違います
土地広告に「900万円」と書かれていても、実際に住宅を建てられる状態にするまでには、次の費用が加わります。
| 土地関連費 | 費用の目安 |
|---|---|
| 仲介手数料 | 売買価格により異なる |
| 登記・司法書士費用 | 10万~30万円程度 |
| 固定資産税などの精算 | 数万円~ |
| 地盤改良 | 0万~200万円以上 |
| 水道引込み | 30万~100万円以上 |
| 浄化槽 | 80万~150万円程度 |
| 盛土・造成 | 50万~数百万円 |
| 古家解体 | 150万~300万円以上 |
| 擁壁工事 | 数百万円以上になる場合あり |
したがって、総予算5,000万円で土地関連費を1,250万円以内にするなら、土地の売買価格は900万~1,100万円程度に抑えると計画しやすくなります。
宮崎市内では30%まで認めてもよい?
宮崎市中心部や人気校区では、土地関連費が総予算の25~30%になることもあります。ただし、その場合は次の条件を確認しましょう。
- 希望する建物面積を確保できる
- 耐震・断熱・窓などの基本性能を下げない
- 外構やエアコン費用まで確保できる
- 教育費や生活予備費を残せる
- 毎月の返済額に無理がない
- 造成や地盤改良などの追加費用が少ない
立地を優先して土地に30%をかけること自体が間違いではありません。しかし、建物の性能や生活資金を削ってまで土地を優先するのは慎重に判断すべきです。
全国平均では土地割合が約3割
住宅金融支援機構の2025年度フラット35利用者調査では、土地付注文住宅の全国平均は、建設費約3,738万円、土地取得費約1,575万円です。土地と建物の合計に対する土地代の割合は、単純計算で約30%になります。住宅金融支援機構・2025年度フラット35利用者調査
ただし、この数字は全国平均であり、地価の高い都市圏も含まれています。また、外構・家具・引越しなどを含む「入居までの総予算」とは範囲が異なるため、宮崎でそのまま30%を基準にする必要はありません。
土地予算を上げてもよいケース
次のような土地は、多少予算を上げても長期的なメリットが期待できます。
- 通勤・通学時間を短縮できる
- 子どもの希望校区にある
- 買い物や医療施設へ行きやすい
- 将来売却しやすい立地である
- 造成済みで追加工事が少ない
- 上下水道が引き込まれている
- 災害リスクが比較的低い
- 日当たりや道路条件が良い
一方、価格が安くても、造成・擁壁・地盤改良・水道工事に費用がかかる土地は、最終的に割高になることがあります。
デザインハウス宮崎からのアドバイス
土地予算は、最初に決めるのではなく、次の計算で決めるのが基本です。
土地に使える金額=家づくり総予算-建物費-付帯工事-外構費-諸費用-予備費
デザインハウス宮崎では、耐震等級3、ZEH水準、2×4工法など、完成後に変更しにくい住宅性能を優先しながら土地予算を考えます。
女性スタッフが、通勤・通学、買い物、家事・子育て動線、将来の売却可能性まで含めて土地と建物を一緒に確認します。
結論として、宮崎では土地関連費を総予算の20~25%以内に収めるのが理想です。人気エリアでは30%程度まで検討できますが、建物性能・諸費用・生活予備費を削らないことが条件です。







