「25坪くらいの平屋なら、実際いくらで建てられる?」
「2,000万円台前半でもZEH水準の家は建てられる?」
「家族4人で暮らせる4LDKを、できるだけコンパクトにつくりたい」
「広告に出ている本体価格ではなく、実際に建てられる価格が知りたい」
今回は、そんな方に参考にしていただきたい25坪・平屋4LDKの実例をご紹介します。
今回の住宅は規格住宅ではありません。
お客様の暮らし方やご希望に合わせて間取りを考えた、自由設計のZEH水準住宅です。
そして、気になる建物価格は――
【結論】25坪・平屋4LDKで2,200万円(税込)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 建物価格(税別) | 20,000,000円 |
| 消費税 | 2,000,000円 |
| 建物価格(税込) | 22,000,000円 |
今回の建物価格には、建築確認申請等と、当社コミコミ価格の基準内となる外部給排水工事も含まれています。
単純に25坪で割ると、
22,000,000円 ÷ 25坪=約880,000円/坪(税込)
坪単価の目安は約88万円です。
ただし、この記事で一番お伝えしたいのは「坪88万円」という数字ではありません。
大切なのは、
その88万円に、何が含まれているのか?
ということです。
25坪・2,200万円の家。その中身を公開します
今回の住宅概要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シリーズ | ZEH de ローコスト |
| 建物タイプ | 平屋 |
| 延べ床面積 | 25坪 |
| 間取り | 4LDK+収納 |
| 設計 | 自由設計 |
| 断熱性能 | UA値0.58 |
| 省エネ性能 | ZEH水準 |
| BELS | BELS評価書取得 |
| 太陽光発電 | 8.5kW・リース契約 |
| 設備 | Panasonic・TOTO等を採用 |
| 建具・床材 | Panasonic ベリティス |
| 外壁 | KMEW(ケイミュー)親水15mm |
| 住宅性能評価 | 取得なし |
| 建築確認申請等 | 建物価格に含む |
| 外部給排水工事 | コミコミ価格基準内を含む |
| 外構工事 | 建築主による別途手配 |
規格住宅ではなく「自由設計」にしました
通常の「ZEH de ローコスト」は、あらかじめ用意した規格図面を活用することで、設計や施工を効率化し、価格を抑える商品です。
しかし今回は、その規格図面をそのまま使っていません。
お客様の暮らし方や敷地条件に合わせた自由設計を選択しました。
そのため、通常の規格図面を使用する場合と比較すると、建物価格は約15%アップしています。
「ローコスト住宅なのに、なぜ規格住宅より高くなるの?」
と思われるかもしれません。
理由は明確です。
自由設計への変更に加えて、設備などについても、お客様のご希望に合わせてグレードアップしているからです。
私たちは、価格が上がった理由を隠して「最安価格」だけを見せるのではなく、
なぜこの価格になったのかまで公開すること
が大切だと考えています。
25坪でも「平屋4LDK」を実現
今回の間取りは、3つの洋室+4.5帖の和室+14帖LDKで構成する4LDKです。
さらに、
シューズインクローゼット。
ウォークインクローゼット。
各居室収納。
家族共用収納。
なども設けています。
「4LDKの平屋なら30坪以上必要なのでは?」
と思われるかもしれません。
でも、家の大きさは部屋数だけで決まるものではありません。
廊下を必要以上につくらない。
個室を必要以上に大きくしない。
使う場所の近くに収納を配置する。
水回りをまとめる。
こうした工夫によって、25坪でも家族が暮らしやすい4LDKを計画することは可能です。
家族が集まる14帖LDK
住まいの中心には14帖のLDKを配置しました。
「14帖では狭くない?」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかしLDKの使いやすさは、単純な帖数だけでは決まりません。
キッチン・ダイニング・リビングの配置。
家具を置ける壁。
窓の位置。
通路。
収納。
これらによって、同じ14帖でも使いやすさは変わります。
今回のキッチンは対面式。
料理をしながらリビングやダイニングを見渡しやすく、お子様の様子も確認できます。
キッチン正面にダイニングを配置することで、配膳や片付けの移動も短くしています。
玄関から洗面へ直行できる帰宅動線
玄関から入って、LDKを大きく横切らずに洗面室へ向かえる動線もポイントです。
帰宅。
手洗い。
着替え。
LDKへ。
という流れをつくりやすくなります。
さらに、浴室・洗面・トイレなどの水回りを近くにまとめています。
平屋はワンフロアだからこそ、家の中を何歩歩くのかまで考えると暮らしやすさが変わります。
大容量シューズインクローゼット
玄関横にはシューズインクローゼットを設けています。
家族の靴だけではありません。
傘。
レインコート。
ベビーカー。
アウトドア用品。
外遊び用品。
防災用品。
なども収納できます。
宮崎では台風への備えとして保管しておきたい物もあります。
玄関近くに収納場所をつくっておくことで、必要なときに取り出しやすくなります。
主寝室+ウォークインクローゼット
主寝室は6帖です。
さらにウォークインクローゼットを設けています。
衣類やバッグ、季節の寝具などをまとめて収納できるため、大型の収納家具を寝室に置く必要を減らせます。
ここでも、
「寝室は8帖必要」
と最初から決めるのではなく、
「ベッドを置いて、必要な収納を確保するには何帖必要?」
という考え方をしています。
3.7~3.8帖のコンパクトな洋室
洋室は約3.7~3.8帖とコンパクトです。
ここは今回の間取りの特徴でもあります。
子ども部屋は、
寝る。
勉強する。
自分の物を収納する。
という目的を整理すれば、必ずしも6帖必要とは限りません。
ただし、コンパクトな個室ほどベッド・机・収納の配置を設計段階で確認することが重要です。
「帖数は確保したけれど家具が置けない」ということがないよう、実際の家具寸法まで想定して計画します。
4.5帖の和室は「何にでも使える部屋」
LDKの隣には4.5帖の和室を設けました。
小さなお子様のお昼寝。
遊び場。
洗濯物をたたむ場所。
来客用寝室。
将来の寝室。
など、家族構成によって使い方を変えられます。
さらに収納も設けているため、布団やお子様用品なども片付けられます。
家を必要以上に大きくするのではなく、一つの部屋を複数の用途に使うこともコンパクト住宅では重要です。
廊下を減らして「使える25坪」へ
25坪で4LDKを実現するためには、面積の使い方が重要です。
今回の間取りではLDKを住まいの中心に置き、長い廊下をできるだけ減らしています。
廊下も住宅の床面積です。
もちろん必要な廊下までなくす必要はありません。
でも、
「移動するためだけの面積を必要以上につくらない」
ことで、その分を居室や収納へ配分できます。
だから大切なのは、
25坪か30坪かではなく、その25坪を何に使っているのか。
ということです。
UA値0.58・ZEH水準
今回の住宅はUA値0.58です。
ZEH水準の断熱性能を確保し、BELS評価書を取得します。
ここで、デザインハウス宮崎の別商品との違いも明確にしておきます。
今回の「ZEH de ローコスト」は、デザインハウス宮崎「Basic」のUA値0.46以下を目指す断熱等級6仕様とは性能水準が異なります。
ここを曖昧にはしません。
今回の住宅は、
「最高水準の性能を追求する住宅」ではなく、「ZEH水準と購入価格のバランスを考えた住宅」
です。
何でも最高性能にすれば、その分建築費は上がります。
一方で、価格だけを優先して必要な性能まで削るのも私たちの考え方とは違います。
予算・住宅性能・建てた後の生活費。
この3つのバランスから、ご家族に合った性能を選ぶことが大切です。
太陽光発電8.5kWを搭載
今回の住宅には太陽光発電8.5kWを搭載します。
今回はリース契約を利用するため、太陽光設備を建築時に一括購入する方式とは費用の考え方が異なります。
そのため、
「2,200万円の中に8.5kWの太陽光設備購入費が含まれている」
という意味ではありません。
ここは誤解がないよう、リース期間・月額・契約条件などを個別に確認していただくことが大切です。
また、太陽光発電による発電量や電気料金削減効果は、屋根の向き、日照、周辺環境、ご家庭の電気使用状況などによって変わります。
水回りはPanasonic+TOTO
今回、価格を抑えるために水回り設備のグレードを大きく下げることはしていません。
PanasonicとTOTOの商品を採用しています。
トイレはTOTO。
洗面化粧台は、使いやすさやお手入れにも配慮した背面水栓タイプを採用しました。
毎日使うキッチン・浴室・洗面・トイレだからこそ、
「とにかく一番安い設備」ではなく、価格と使いやすさのバランス
を考えています。
建具・床材はPanasonic「ベリティス」
室内の建具・床材にはPanasonicのベリティスシリーズを採用。
人気の10色から、お好みに合わせて選べる仕様としています。
床・ドア・収納扉などの色をコーディネートすることで、同じ間取りでも室内の印象は大きく変わります。
ローコスト住宅だから、
「色もほとんど選べない」
という家ではなく、予算を抑えながらも家づくりを楽しめるようにしています。
外壁はKMEW(ケイミュー)親水15mm
外壁にはKMEW(ケイミュー)の親水15mmサイディングを採用しています。
外壁は住宅のデザインを決めるだけでなく、雨・風・紫外線などから建物を守る部分です。
そのため、初期価格だけでなく、将来のメンテナンスも考えて選ぶことが大切です。
住宅性能評価は取得しません
今回の住宅は、住宅性能評価を取得しない仕様です。
住宅性能評価を取得する場合には、設計審査や現場検査などに費用がかかります。
今回は購入価格とのバランスを考え、住宅性能評価を取得しないことで費用上昇を抑えています。
一方、省エネルギー性能についてはBELS評価書を取得します。
取得するもの。
取得しないもの。
ここも明確に公開します。
「取得していないものまで、取得しているように見せない。」
価格だけでなく、性能についても分かりやすい説明を大切にしています。
2,200万円に含まれているもの
今回の建物価格には、主に次の内容を含みます。
- 建物工事費
- 自由設計対応
- ZEH水準の断熱仕様
- BELS評価書
- Panasonic・TOTO等の採用設備
- Panasonic ベリティス建具・床材
- KMEW親水15mm外壁
- 建築確認申請等
- 当社コミコミ価格基準内の外部給排水工事
- 消費税
太陽光発電8.5kWはリース契約での搭載です。
2,200万円に含まれていないもの
一方、以下は今回の建物価格には含まれていません。
- 土地購入費
- 土地仲介手数料
- 登記費用
- 住宅ローン諸費用
- 火災・地震保険
- 地盤改良工事
- 造成工事
- 擁壁工事
- 給水本管取り出し工事
- 浄化槽工事
- 基準を超える外部給排水工事
- 特殊な敷地条件による追加工事
- カーテン
- 家具・家電
- 外構工事
ここは非常に重要です。
2,200万円=土地を購入して入居するまでの全部込み価格ではありません。
土地条件によって必要な費用は変わります。
だからこそ、建物価格だけで資金計画を決めないでください。
外構工事は別途です
完成イメージに、
駐車場。
カーポート。
門柱。
フェンス。
植栽。
などが描かれている場合でも、今回の2,200万円には外構工事は含まれていません。
外構は建築主による別途手配です。
住宅会社の完成イメージを見るときには、
「この写真・パースに写っているものは、全部価格に入っていますか?」
と確認してみてください。
同じ25坪でも土地によって総額は変わります
同じ25坪。
同じ4LDK。
同じ設備。
同じ住宅性能。
それでも、土地が違えば最終的な家づくり総額は変わります。
特に、
道路と土地に高低差がある。
上下水道が来ていない。
浄化槽が必要。
地盤改良が必要。
造成・擁壁が必要。
道路が狭い。
工事車両が入りにくい。
といった土地では追加費用が発生する可能性があります。
だから土地を購入するときも、
「土地800万円+建物2,200万円=3,000万円」
と単純に計算するのは危険です。
外構や諸費用、土地条件による追加工事まで含めて、
「最終的に全部でいくら?」
を確認してから資金計画を立てることが重要です。
この住宅はこんな方に向いています
今回の25坪平屋は、
平屋に住みたい。
4LDKは欲しい。
でも家を必要以上に大きくしたくない。
規格住宅では自分たちの暮らしに合わない。
自由設計にしたいけれど予算も抑えたい。
ZEH水準の断熱性能は確保したい。
水回り設備も必要以上にグレードを落としたくない。
というご家庭に参考にしていただきたい実例です。
「ローコスト」の意味を、もう一度考えたい
私たちが考えるローコスト住宅は、
「とにかく一番安い家」
ではありません。
家を必要以上に大きくしない。
規格化できるところは効率化する。
必要以上の性能を付けない。
でも、必要な住宅性能や毎日使う設備まで簡単には削らない。
つまり、
「必要なところにはお金を使い、必要以上のところには使わない家」
です。
今回も規格図面のままであれば、さらに価格を抑えられました。
でも、お客様が希望された暮らしに合わせて自由設計を選択しました。
その結果、規格プランより約15%価格が上がっています。
それでも、
「なぜ上がったのか」が分かる価格
であることが重要だと考えています。
まとめ|25坪・平屋4LDK、自由設計のZEH住宅は2,200万円
今回ご紹介した住宅は、
延べ床面積25坪
平屋
4LDK+収納
自由設計
のZEH水準住宅です。
建物価格は、
22,000,000円(税込)
です。
UA値は0.58。
BELS評価書を取得。
太陽光発電は8.5kWをリース契約で搭載。
Panasonic・TOTO等の設備を採用し、建具・床材にはPanasonicベリティスを採用しています。
さらに、建築確認申請等と当社基準内の外部給排水工事も建物価格に含んでいます。
一方、住宅性能評価は取得しません。
外構、地盤改良、登記、住宅ローン諸費用なども別途です。
含まれているものも公開する。
含まれていないものも公開する。
性能が違えば、その違いも公開する。
そして、
安く見せるための「建物本体価格」ではなく、実際に家を建てるために必要な価格を、できる限り分かりやすく公開する。
これがデザインハウス宮崎の考え方です。
「2,000万円台前半でどんな平屋が建てられる?」
「25坪で4LDKは本当に可能?」
「ZEH水準と断熱等級6、どちらを選べばいい?」
「自分の土地なら総額いくらになる?」
そんな疑問がありましたら、ぜひデザインハウス宮崎へお気軽にご相談ください。
家の価格だけではなく、土地・建物・外構・諸費用、そして建てた後の生活まで含めた家づくりを一緒に考えていきます。
よくある質問
Q.25坪・平屋4LDKの建物価格はいくらですか?
今回の実例では、税別2,000万円、消費税200万円で、税込2,200万円です。
Q.2,200万円に建築確認申請費は含まれていますか?
はい。今回の建物価格には建築確認申請等と、当社コミコミ価格基準内の外部給排水工事を含んでいます。
Q.太陽光発電8.5kWも2,200万円に含まれていますか?
今回はリース契約で搭載します。そのため、8.5kWの太陽光発電設備を2,200万円の建物価格で購入するという意味ではありません。リース期間や月額などの契約条件は別途確認が必要です。
Q.25坪で4LDKは狭くありませんか?
今回の間取りでは14帖LDK、主寝室6帖、洋室約3.7~3.8帖×2、和室4.5帖に加え、シューズインクローゼットやウォークインクローゼットなどを計画しています。必要な広さは家族によって異なるため、家具配置まで確認して設計することが重要です。
Q.断熱等級6ですか?
今回の住宅はUA値0.58のZEH水準です。デザインハウス宮崎「Basic」のUA値0.46以下を目指す断熱等級6仕様とは性能水準が異なります。
Q.住宅性能評価は取得しますか?
今回の住宅では取得しません。一方、省エネルギー性能についてはBELS評価書を取得します。









